中学時代のいじめを本当に解決できた瞬間
中学1年で柔道部に入り、当時身長が142センチしかなく、体格差もあり勝てなかった。
その後の中学時代は柔道部からの悪い流れから始まり、良い人間関係を築きづらかった。
中学3年の秋になり親友ができて、その親友のお影でいじめはストップした。
しかし、一度受けた心の傷はなかなかとれない。
高校に入ってからも、20代になってからも「戦う・戦わない」の二元論であった。
筋トレや合気道を始めて、自分自身を鍛えることも嫌いじゃなかった。自分が少しずつ強くなっていくことが好きだった。
その後30代後半になり、ひとり暮らしを始めたことにより、両親と距離ができて特に父を許せるようになった。
父親をより完璧な存在と思っていたが、実際は思っていたより弱かったのだ。
父も人間だった。
そういう葛藤が溶けていくことが多くなっていった。
ひいては自分自身を許せるようになった。
そういった変化により、臨界点を迎えたのだろうか。
戦う・戦わないの二元論ではなく、今なら中学時代の同級生とも仲良くなれる気がした。
もちろん許せない奴もいるが、今当時にタイムスリップしたとしても、以前ほど恐れる必要はないと自信を持って言える。思える。
こういった変化を楽しめる人生を、この先も送っていこうと、また思えた2023年の3月だった。