見出し画像

音楽性には好みがある

こんにちは


私は石川県の40代ピアノ講師です。
指導歴20年以上で、
コンクールでは毎年県代表の子ども達を
輩出している熱血先生です✨


このnoteでは私がいかに生徒さんを育て
県代表を毎年輩出してこれたか、
ノウハウやピアノ教室のアレコレを
お伝えしていきたいと思っております。



以前、レッスンのお迎えの際に、
生徒のお母さんに言われたことです。



「先生ー!
このピアニスト〇〇さんの演奏は、
とても素敵で大好きなんです〜❣️

先生はどう思いますか?」



ニコニコ☺️✨顔で質問
されました。


最近はこのピアニストに
ハマっていて、ずっと聴いて
いるんだとか。



きっと、

『ええ、素敵ですよね〜😎!
私も好きです〜』

と共感して、
わいわいしたかったのだと思う。


美術館に行って、絵画🖼️を
見るとします。


同じ絵を見ても、

⚫︎好きだなあ!という人と
⚫︎まあまあ好きかな、と、
⚫︎普通かな、
⚫︎あんまり好きじゃない、
⚫︎全く好きじゃない、


と、人によっては感じ方が
違うように、


芸術は個性を大事にするので、
そこが自分と合う、合わない、で、
好きか、好きじゃないに
どうしても分かれる。


音楽も、
同じ曲でも10人弾けば10通りの
演奏になるし、
(大まかな部分は同じでも、
細かいニュアンスや音色、表現は
違っている)


聴く人のそれぞれの評価も
バラバラになる。


つまり、
私好みなら好き、になる。

はっきり言うと、

音楽性が一致すると、
それは好きな演奏


となる。




私もプレイヤー側なので、
演奏者と同じ立場にいる。



音楽はゆらぎを作っていくもので、

そのゆらぎが自分と同じ波動の演奏が
好きだ。

(それら全てを音楽性という)


例えば...
⚫︎クレッシェンドのかけ方、
⚫︎リットのかけ方、
⚫︎ブレス、間の取り方、
⚫︎テンポの揺れ、速さ、
⚫︎音量のバランス、
⚫︎音色、タッチ、
⚫︎ペダル、、


細かい話になるが、
それら一つ一つが、
ピアニストによって
微妙に違う。


その音楽性の違いを楽しむのに、
楽しめるゾーン、グレーゾーン
が存在する。


グレーゾーンには、
ここまではまあまあいいが、
これ以上は嫌だな(u_u)

という見えないラインがある。




そのグレーゾーンは、
曲によって変わったり、
聴く人の年齢や気分によって
変わったりするので、

ちょっと気まぐれである😅


(初めは好きじゃなかったが、
繰り返し聴いていると好きに
なったり、

年齢を重ねてから久しぶりに聴くと、
今はそんなに嫌いじゃないとか)




説明が難しいが、
だからこそ
音楽は魅力的なんだ、
といえる。



みんなが好きは、
自分も好き、ではない。



それを理解して、
音楽性の違いを
楽しんで欲しいですね!



気持ちを合わせて弾こうね^^



ここまであんやと〜☺️
ほんならまたね🖐️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?