大人がピアノを習うということ
こんにちは!
最近増えている、大人の趣味ピアノのお話をしたいと思います。
コロナ禍になり、自粛している期間にピアノの需要がどんどん増えてきて、中古のアップライトピアノから売り切れになるという現象がおきました。
「この機会に、お家でできるピアノを習おう!」
という流れかなと思います。
そのうち、グランドピアノも品切れになってきました。
新品なんて、3〜6ヶ月待ちでした。
そう、「大人の趣味」としてピアノを習う方が増えてきたんです。
最近では、電気屋さんでも1万円台から電子ピアノが購入できるようになりました。
性能はおいといて、私の子供の頃とは雲泥の差。。
ピアノがぐんと身近なものになりました。
私の子供の頃、昔はアコースティックのピアノしかありませんでした。
そして、当時はクラスの3分の1くらいの女の子がだいたいピアノを習っていたけれど
年々減っていき、、
中学校に上がる頃にはクラスに1人か2人、いるかいないか、、
といった感じでした。
当時のピアノレッスンは「根性論」「スパルタ」「先生様様」といった感じで、兎に角厳しかった!
おかげで、音符が読めない子は挫折し、、
手のフォームがなおらず、指が動かない子は挫折し、、
譜読みが遅い子、読めない子は挫折し、、
ついていけない子はどんどん辞めていきました。
最後に残ったのは器用に譜読みも指を動かすこともこなせる子。
なぜ、「できなかったのか」って、それは今思えば
「先生の指導能力不足」だったんじゃないかと思います。
子供が「できない」ってことは、「理解できていない」ってこと。
ならば、「理解できるようにレッスンすること」が必要なんじゃないかと。
でも、そんな一度は挫折した子どもも今では大人になり、「理解できなかった」ことも、大人になった今では一瞬で理解できるし、手の動きも子供のころよりは器用になっているので、すんなりできる。
「え、なんでこんなことができなかったのか??」
そう思うくらい、大人になってからはできることが増えているんです。
「こんなに弾けるならグランドピアノ買ってみようかな」
金銭的にもお家のスペース的にも余裕がある方は買っちゃうんですよね。
そして、「弾けるって楽しい!」って、「もっと弾きたい!!」「もっとうまくなりたい!!!」って、なります。
実はピアノって、「イライラや不安を軽減する」って、脳科学的にも認められているんです。
私のレッスンでも、弾けない部分の反復練習をよくするのですが、リズムにのって、繰り返し繰り返し同じところを弾いていると、いつの間にか「モード」に入り、なんだか気持ちのいい感覚になってくるんですよね。
ぼーっとしているようで、心地よい気持ちでリズムに合わせてただ手を動かす。
これはね、ほんと経験した人にしかわからない。
「あ、なんか今、別の世界に行ってました。」なんておっしゃる方も結構います笑
弾きながらですよ!
このなんとも言えない心地よさ!!
本当にピアノは心の健康維持、ストレス解消にピッタリだと思います。
毎日、仕事や家事育児に忙しい方も、1日10分でもいいからピアノに向かう時間、作ってみてはいかがでしょうか。
人生が生き生き!としてくるはず。
私の教室では、そんな大人の方のレッスンをオンラインでしています。
落ち着いてお話ができる「カウンセリング」の時間があるので、お悩みや嬉しいご報告も聞かせていただけて、とってもご好評いただいています。
月1回からレッスンメニューがあります。
ワンレッスン60分、型にはまらない「楽しむピアノ」を一緒に始めませんか?
今日も、お付き合いいただき、ありがとうございました!
次回は、ピアノの練習ってどのくらいしたらいいんですか??ってお話をしたいと思います。
それでは!
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