平面的な演奏から抜け出す方法
こんにちは!
親子で楽しめるオンラインピアノ教室、ピアノ練習アドバイザーのまさみです。
今日は「平面的な演奏から抜け出す方法」を、お話ししたいと思います。
楽譜が読めるようになってきて、中級くらいの有名曲を弾くようになってくると、たいていぶつかる壁があります。
それは、「演奏が納得いかない。」ってこと。
ある程度ミスしないで弾けるようになったのに、どうも納得いかない。
想い描く演奏になっていない。
「どうしたら良いの??」
こんなお悩みを抱える中級の方は多いです。
そんな時は、「平面な演奏」になっていることが多いかもしれません。
楽譜通りに正確に弾くのは良いけれど、全部が全部、メトロノームにかっちり合わせれば良いかというと、そうではありません。
正確な拍の中にも微妙な変化をつけて、表情豊かに弾くことは大切です。
また、スラーやレガートの奏法がうまく行っていない可能性もあります。
あともう1つ。
その演奏にストーリが感じられないこと。
ある程度曲が仕上がったら、あなたの演奏の全体像を見てもらいたい。
最初から最後までなんの変哲もなく、ただ音符を追っているだけでは、良い演奏にはなりません。
その曲には必ず、プロローグ的部分と、盛り上がりの部分、あとは最後のエピローグのような部分があるはずです(かなりざっくりですが)。
ここを感じて弾くのと、無視して弾くのとでは演奏に大きな差が生まれてきます。
このクレッシェンドはどう弾くのか。
ただ大きくしていくだけじゃなく、どのように大きくしていきたいのか。
プロローグ部分のクレッシェンドと、盛り上がり部分のクレッシェンドは同じで良いのか。
悲しい雰囲気で弾きたいのか、楽しい雰囲気で弾きたいのか、堂々と弾きたいのか。
曲によって、どのように弾きたいのか、あなたなりのイメージがあったはずです。
例えば、ベートーヴェンの第九。(ピアノ曲ではないですが。。)
有名な曲ですが、これは堂々と、奏でたいところです。
でも、なよなよと、弱いタッチで弾いていては曲の良さが伝わりません。
その曲の雰囲気を掴み、あなたなりのストーリーを確立させて弾く。
これは、とっても大事なことです。
曲が仕上がったら、いったん客観的に自分の演奏を聴き、どのような雰囲気の演奏に仕上がっているのかを聴いてみてください。
録音してみるのが一番良いかもしれないですね。
ここがわかると、がらりと演奏が変わると思いますよ!
でも、「そもそも曲の雰囲氣を掴むのが難しい」というお声が聞こえてきそうです。
雰囲気を掴んだからといって、その通りに弾けるとも限りません。
だから、ピアノの先生が必要なんですね。
これはやっぱり音楽をよく聴き、奏で、勉強してきた方には敵わないと思います。
でも、そういった指導を得意とする先生と、そういった指導はほとんどしない先生がいますので、あなたの想い描くゴールをよく考えて、その理想を叶えてくれる先生を選ぶことが大切です。
私もかつて、「うまく弾きたい、でもどうしたら良いのか。」そう思い悩む子供時代を過ごしました。
その「どうやって弾くのか」っていう所を突き詰めたくて、教えてくれる先生を探して探して、結局6人先生が変わりました。
その後ピアノ科を卒業し、今ではたくさんの生徒さんに囲まれながら、私自身もクラシックからポップスまで、素敵な曲を楽しんで弾いています。
今は、オンラインレッスンをとり入れている教室も多いですから、ピアノの先生も探しやすくなりましたね。
私のオンラインレッスンは、ワンレッスンから受けられます。
まずは、HPからお問い合わせください。
あなたは、あなたの演奏レベルを上げる先生に、出会えてますか?
それでは!
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