歌って弾けない原因
こんにちは!
親子で楽しめるオンラインピアノ教室の先生、まさみです。
今日は、「歌って弾けない」というお悩み相談をいただきましたので、それについてお話したいと思います。
まず最初に、「歌って弾けない」というのはどういうことかというと、ただ音符を追って指を動かしているだけで、リズムに乗れていなかったり、キレイなメロディのときも、慌ただしい雰囲気の時も、おごそかな雰囲気のときも、全部同じ。
さらさらと弾いてしまうこと。
体も動かず、心も動かず、ただただ指先だけが動いているっている状態ですね。
やっぱりピアノって、表情豊かに、楽しい雰囲気の時は楽しく、悲しい雰囲気の時は悲しい感じに弾きたいものです。
そんな演奏が心を豊かにし、「楽しさ」や「癒し」が生まれるんじゃないかなと思います。
でもね、人によっては機械的に弾くのが好きって人もいるんです。
その代わり、超技巧的なリストやショパンを上手に弾けたりします。
それはそれで、本人が楽しめているのでしたら、GOOD!
と私は思います。
本人が楽しめているのなら、聞いている方も楽しいんです♪
でも「歌って弾きたい」のに、「歌って弾けない」って方はあなたの中の「音楽不足」なんじゃないかなと思います。
ピアノに限らず、ポップスや交響曲、フルートやトロンボーンなどの楽器演奏、なんでも良いので「音楽」を聞いたことがあるでしょうか。
あなたの中の「音楽」がなければ、キレイに奏でることは難しいと思います。
『いつもクラシック音楽を家に流しておきなさい!』
とまでは言いませんが、巷で開催されるブラスバンドのコンサートや、YouTubeで聴くプロの演奏、なんでも良いから聴いてみてください。
いろんな楽器の音を聞くだけでも、表現の幅って広がります。
ピアノを弾きながら、「ここはフルートのような雰囲気でかわいく弾きたい」とか、「ここの音はコントラバスみたいな感じかな」とか、オーケストラの指揮者のような気分で演奏ができたら、あなたの演奏も見違えると思います。
ちょっと話はそれますが、小さいお子さんをお持ちで、将来ピアノを習わせたい!
「ピアノやりたい!」って言ってもらいたいのなら、ピアノの生の演奏を日頃から聴かせるのが良いと思います。
できるなら、「聴かせる」だけじゃなく、演奏しているのを「見せる」っていう方が効果的。
それくらい、音楽って心だけじゃなく、人生を豊かにしてくれるもの。
生活の中に「音楽」取り入れてみませんか。
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