男の子のピアノ練習事情
おはようございます!
オンラインピアノ講師のまさみです。
私のピアノ教室は、昼間はオンラインレッスン、夕方からは教室でレッスンんをしています。
生徒さんは大人の方もいますが、小さなお子さんも多く、生徒さんのほとんどが幼児期から通い、一からピアノを習得していった子ばかりです。
そんな小さな生徒さん、小さくてもやっぱりお家練習は必要で、少しずつの積み重ねが技術の習得に繋がるんですよね。
その技術の習得。
男の子と女の子というくくりでは語りきれないのですが、やっぱり落ち着いてお話を聞いて素直に指導を受けられるのは女の子が多く、そうすると、この「素直に」というところが上手くなる最大の秘訣だったりするので、上達も早いです。
ところがですよ、男の子は男の子で、「芸術肌」の子もいて、「感覚」がするどいと多少落ち着きがなくてもできちゃったりするんですね。
そんな、習得のスピードに個人差が大きいピアノですが、息子は年長さんの3学期になってから始めました。
「親子」ということもあり、やっぱり「ママ」が先生だと「甘え」があって、ぜーんぜん話を聞いてくれないんですよね。
実は、男性のピアニストも小学生から始めたという方も多く、この辺の年齢は気にせずに、本人が「やりたい」と意思表示してから始めてみようと思いました。
日頃、レッスンに来る生徒さんは息子より小さい子もいるし、同じ歳の子もいて、漏れなくお友達になるのですが、そんな子たちがママ(先生)に叱咤激励されながらも頑張る姿を聞きながら生活していると、「自分も頑張りたい」という気持ちが芽生えるんですね。
最初から半年後の発表会の練習を始め、両手別々の音を弾く曲を練習。
年齢的には無理なくできる年頃でしたが、1年続けている子に比べて指の動きは悪かった、、
でも、毎日5回の繰り返し練習を続けて、見事発表会では素敵に弾き上げてくれました。
そんなこんなで、「発表会」を目標にしてしまったので「譜読み」は後回し。
なので、今になって「譜読み」に力を入れています。
いろんなことを同じにできるような器用さは持ち合わせていないので、この順番は息子にとってはベストだったんじゃないかなと思っています。
①指番号を覚える。
②指示通りに指を動かす。
③鍵盤の並びを理解する。
④音符の長さを理解する。
⑤音を読む
⑥楽譜を読む
こんな順番で根気よく繰り返し学習して覚えていきます。
もちろん、スラスラと覚えていける子もいますが、そういう子は将来コンクールで活躍したり、ゆくゆくは音大に進んだりするような子かなと思います。
そこにたどりつく前にだいたい①〜⑤のどこかの段階でついていけなくなり、挫折するという子が出てくるという感じでしょうか。
なので、どんなに習得が遅くても、どんな子でも「楽しめるピアノ」を目指してレッスンしています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
次回は、最近増えている大人の趣味ピアノをお話をしたいと思います。
それでは!
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