先生、全然怒らないですね!

先生すごい優しいですね!

大人の生徒や保護者の方によく言われます笑

こんにちは☺
ピアノ講師のなつみ先生です。
今回はどうしてわたしがレッスンで生徒に優しくするのかを書いていきます。
前提としてわたしは保育士資格と幼稚園教諭免許を持っています。
その他社会福祉についても学んだ経験があります。
その考えに基づいてレッスンをしています。

そもそも怒るって?

そもそも「怒る」という感情は指導者として持ち込むべきではないと思っています。
「怒る」というのは自分のイラつきや怒りを相手にぶつける行為であって、「叱る」「指導する」とは全く異なります。
生徒が全然練習してこなかった、何度も同じ間違いをしてしまう、話を聞かない、などの行動が見られるのであればその事について言及すべきです。
もちろん、わたしも人間なので話を聞いてもらえない時はイラッとしてしまいます笑
でもそれを生徒にぶつけてしまうのは指導者失格です。
練習をしなかった理由、同じ間違いをしてしまう理由、話を聞かない理由を生徒から引き出して解決策を考えを伝えるのが指導者の役割だと思っています。

レッスン時間を楽しく過ごして欲しい

1週間のうちのたった30分や1時間しか生徒とは会えません。
その時間をいかに楽しく、充実した気持ちで過ごしてもらえるかを大切にしています。
途中で集中が切れてしまった場合は少し趣向を変えた内容をしたり、最近の出来事を3分くらい話したりします。
レッスンの最後にはその日やったことの振り返りや次回までの課題に触れることで「今日こんなことやったなー」と大人も子どもも充実感や達成感を感じられると思っています。
その充実感や達成感は次のレッスンへのモチベーションに繋がります!
これはレッスン時に大切にしているルーティンです。

怒っても上手にならない

わたしも子どもの頃レッスンに通っていたときは先生や親に厳しくされていました。
特に先生にレッスンで厳しくされると先生の前で弾くのが怖くなったり、先生に褒められるため、怒られないために練習するという考えになっていました。
萎縮してしまってレッスンで思うように弾けないことは生徒にとってとてもストレスになります。
適度なストレスは必要とは言え、萎縮してしまうほどのストレスは必要ないと思います。
生徒が子どもなら尚更です。
大人の生徒で、試験を控えている場合は別の方法でプレッシャーとの付き合い方を指導しています。
怒ってもピアノは上手にならないし、怒ることで負の連鎖に陥る可能性のほうが高いので怒ることはしません。

わたしが生徒に怒らない理由は以上の2つの理由です。
もちろん、危ないことやピアノを乱雑に扱った場合やすぐにやめさせますし、弾けていない場合、課題をクリアしていない場合は少ししつこく何度も同じことを指導したりもします。
でも怒ることはしません。
例えばピアノの鍵盤に足を上げようとした場合(そうそういませんが💦笑)「おもしろくないよ。ピアノは手で弾くものだから足を下ろそうね。」声のトーンを落として目を見て話します。
大抵の場合はおもしろくない、と言われた時点で動きを止め、その後の指示を聞くことができます。
1週間に1回しか会わない、いつもにこにこ優しい先生に言われたからびっくりして素直に聞いてくれるというのもあります。
普段の育児ではもちろん同じようにはいきません笑

これからも優しい先生としてレッスンが続けていけるように生徒への対応の仕方、言葉がけの仕方を考えていきたいと思います。
体験レッスンやオンラインレッスンのお問い合わせはお気軽にお待ちしております☺

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