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作曲家はただ和声づけをしてるわけではない
音楽をある程度勉強した方なら、コードネームづけというか、メロディーへ和音をつけるということを経験したことがあるかと思います。
作曲家も自分の作ったメロディーに和音をつけて作品にしているのでしょうか?その過程がある作曲家もいるとは思いますが、作曲家の場合はただ和音をつけているのではないはず。
というのは、誰にでもできそうなメロディーの和音付けというような単純な和声でできていない作品ってたくさんあるからです。
例えば、モーツァルトのピアノ協奏曲23番の冒頭。I から IV に行って、V7の根音省略でもメロディーに対する和音としては成り立ちますが、I から IV に行く間に、IV度調のV7を入れています。
和音の響きとしてふくよかになりますが、それだけが理由ではなさそう。その辺りの話を先日の2Daysの初日でしました。
そんなところへの気づきも曲の解釈につながるし、それを聴き取れる耳があると色々発展します。
2Daysのアーカイブは18日までご覧いただけます。👇のリンクよりどうぞ!
分析的な聴き方とそれができる教育法についてお伝えする無料講座をしました。
アーカイブが1月18日まで残ります。
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