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聴くことから始める音楽教育のススメ
一日に10分、自分のために音楽を聴く時間を作ってみませんか?長大な交響曲を全部聴く必要はありません。短い曲、それに曲の一部だけでもかまいません。はじめは「聴く」ことに学び、そして音を体感するだけで十分なのです。
「聴く」力が育つと、音楽の作りの意味を自然と理解できるようになります。少しづつ音の素材を聞き分け、素材がどのように組み合わされているのかを考えることで、音楽の深みを真に体験できるのです。
「わかる」を記録して「理解」を深める
音楽を聴き、聞こえてきたことを記録してみましょう。必ずしも精彩な表現でなくても構いません。自分が感じたまままを言葉にするだけで、聞こえてくる音に小さな注意を持てるようになります。この微策な過程が、聞く力を大きく育てる鍵となるのです。
簡単なものから始めよう
フランスの音楽教育、フォルマシオン・ミュジカルは「聴く」ことを基本にしています。小学生でも理解できるレベルから始めるので、大人であるあなたならすぐにこのアプローチに慣れるはずです。
経験がなくても大丈夫
「音楽をじっくり聴くのは音楽の詳しいことを知らない人、経験がない人には難しい」と認識されがちですが、それは違います。経験がなくても、聴こえることを記録し、やがてそのしくみを分析する過程で、自然と音楽を深く理解できるようになります。フランスでは中学生が聞きながら分析をしています。
積極的に生徒さんに伝えてみましょう
自分の聴く力を高めると同時に、その知見を生徒さんと共有することで、教えることが更に深まります。その上、生徒さん自身も聴く力を続けて育てることが可能になり、音楽を単に活用するだけでなく、一緒に作り上げていくような体験を共有できます。
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