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「聴くこと」がカギ!表現力豊かな演奏を目指して


皆さんは音楽を聴くとき、どんな状態で聴いているでしょうか?
ただ背景音楽として流しているだけでしょうか?それとも、意識を集中させて聴いていますか?

そんなわけで、今日は「楽譜を読まなくても音楽の色々なことをつかみ取るためには」というテーマでお話しします。

ひと言でいうと、音楽は聴くことが第一です。このシンプルな事実を思い出すことが、演奏力を大きく変えるきっかけになります。

聴いてわかることは、音のイメージができるため演奏にすぐ反映できます。それは大人だけではなく子供でも同じです。イメージできないことは表現できないのです。

重要なことは次の3つです:

  1. 作曲家が楽譜に書ききれなかった細かなニュアンスに思い至ること

  2. 繊細な耳を育てることで、音楽そのものを深く理解すること

  3. 聴く力が表現力豊かな演奏につながること

これらを実践することで、ただ楽譜を読むだけでは得られない深い洞察を得られるようになります。

その点に思い至るきっかけは、私が聴取のコメントの授業で、聴き取れたことを紙に書き出す、言葉にするという過程を経験したことです。それもただ鳴っている音の状況を書き出すだけではなく、時代背景などを考えつつ聴いているのもあり、スタイルを音で感じ取る経験を積むこととなりました。

その結果、楽譜を読む時に思い浮かぶ音楽が、スタイルにも注意を払うものとなり、今までも意識してはいましたが、以前にも増して「その時代の音楽らしく」弾けるようになりました。

結論としては、やはり「音楽は聴くことが第一」です。

つまり、楽譜を見なくても、聴いただけで音楽の構造や表情を理解できるようになることで、演奏力の向上につながるのです。

まずは、短い曲を「どういう音が鳴っているか」に意識を向けながら聴いてみることから始めてみてください。この簡単なトレーニングが、聴く力を磨く第一歩です。

次男が書いた「聴取分析」の文章をチラリとみた(すぐに取り上げられてしまいました)ことがありますが「ブォン、ブォン、ブォンと鳴っている」というような表現がありました。最初はこれでいいのです。私は聴取のコメントで書き取る時、カタカナで「ドーン」とか「グィーン」などと書いています。

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