見出し画像

日本語の歌を歌うフランスの中学生

次男の通う中学は、コンセルヴァトワールに通う子が4割くらいいます。そしてコンセルヴァトワールの音楽専攻(ダンス専攻もある)の子が必修で受ける合唱の授業では、年度末に保護者向けに発表会をします。この合唱の授業は、選択でコンセルヴァトワールクラス(CHAM)ではない子も取ることができます。

今年は先生が、日本語の曲をやろうと思い立ちました。ジブリのテーマソングを歌おうということになっています。それも日本語で!ハウルの動く城と隣のトトロの歌を歌うそうです。

先生が配布した楽譜には、もちろんローマ字で歌詞が書かれています。しかし間違いが多い!「カバンに詰めて」が「カバに詰めて」になっていたり、「つ」のtsu の t が前の単語にくっついてしまって、生徒たちは「す」と発音したり、次男に言わせると「もうヤダ」だそう。そもそもフランス人にとって「つ」の音は難しいので、長男は舌足らずだったこともあり長いこと「つ」はうまく発音できませんでした。

それでも次男のクラスは次男が発音練習をさせているそうなのですが、他のクラスは先生がさせているわけでどうなるのか楽しみで仕方がないです。まずは学校公開日の公開リハーサルを聴いてみようと思っています。

合唱の授業には他の学年にもう1人日本人の子(この子はCHAMではない)がいて、先生はその子とうちの次男を頼りにしているそうなのですが、それってどうなの?ではあります。

でも、次男にとってはいい経験になると6月の発表会が楽しみです。


フォルマシオン・ミュジカルについてのメルマガを書いています。
この記事をご覧になった方で、私のメルマガにまだご登録いただいていない方はこちら(メルマガ登録フォーム)よりご登録ください。

Kindleを書いています。購入は下の画像よりどうぞ。

いいなと思ったら応援しよう!