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ソナタ形式を見抜けなかった話

昨日の聴取のコメントの授業では、後期ロマン派作曲家のヴァイオリンソナタ第一楽章を聴きました。その作曲家は名前は知っていたものの作品をきちんと聴いたことってあったのか?という程度にしか知らず、真剣に聴いたのは昨日が初めてだったかもしれません。

この授業では作曲家も作品名も何も言わず、完全にブラインドで聴きます。ですから最初に音を聴いた時に「ヴァイオリンとピアノの作品だな」ということはわかりますが、ソナタということはわからず。ただ、この楽章はソナタ形式でできているので、聴いていてそれに気づけば「ソナタ」ということには気がつけます。

最初「20世紀初め頃の作品かな?」とは思いましたが、テーマの繰り返し、発展のさせ方に気づいていたのにソナタ形式と断定できなかった…。

ABA'でBにもAのモチーフがたくさん出てきているとわかっていたのにぃぃぃ。

結論:気づいていても、情報を整理、精査できないとわからない。

つまりは慣れということですね。


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