コンセルヴァトワールの学生は学生ではない?!
私が住む町には、学生向けにコンサートや映画館などが安くなるカードが年間5ユーロで販売されています。これは私がここで大学に登録して勉強していた時期に始まったものです。Carete Culuture、訳して文化カードです。
学生証などを販売窓口に持参して購入するのですが、つい最近、コンセルヴァトワールのプロ向けコースの学生はこのカードが購入できないと知りました。
確かに学校区分的には、コンセルヴァトワールのプロ向けコースは(私の記憶と認識が正しければ)バカロレア必須ではないので、高等教育機関とは言えないのかもしれません。コンセルヴァトワールのプロ向けコースを修了した人が入学できる、高等音楽学校(École supérieure de musique)の入学資格にはバカロレア取得があるので、こちらは学生とみなされているのではないかと思います。
街のコンサートホールは26歳未満なら10ユーロで入れますが、Carte cultureなら5,5ユーロ。若い音楽学生さんがたくさんコンサートに行くならこちらの値段であって欲しいのですが…。
これが発覚したのは、聴取のコメントの授業で先生が何かのついでで「君たちはCarte cultureで安くコンサートに行けるんだろ?行かなくては!」みたいなことを言ったからなのですが、学生さんによると「運がいいと購入できる」という話で、担当者によりけりというフランスあるある話になるのですが、コンセルヴァトワールの生徒、プロ向けコースは例外にして欲しいよなって思いました。
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