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1.ピアノの練習時間

川崎市でピアノ講師をしております、池内良子です。
noteをご覧くださりありがとうございます。

最初のテーマは、

ピアノの練習時間と練習時間の取り方について。
対象は小さなお子様ではなく、大人向けです。

結論からお伝えしますと、
ピアノの練習は細切れの方が効果的だと私は思います。

例えばある程度毎日コンスタントに練習している方が、「今日は1時間練習できるな」という日があったとします。
もちろん楽しければ一気に練習しても問題ありませんし、結果的に1時間になっていてもそれは同じです。

ですが、
「みっちり1時間やらなければいけないのか…」
「疲れてしまう…」

1時間というのが重荷になってしまうなら、一旦ストップ。
そういう方には

細切れ練習法

をオススメします。

20分×3でも30分×2でもいいです。

なぜこれが効果的かというと、ピアノは弾いていると、その日弾きはじめた瞬間よりだんだんと指が慣れてきます。指も温まります。脳と指もリンクします。

それが例えば20分で一旦練習を終えることにより、そこでせっかく温まって弾きやすくなった指がリセットされるのです。
一回試してみてください。
最初の20分間で練習したところを次の20分でもう一回弾いてみる。そうすると、また弾けなくなってるかもしれません。でもいいのです。
それは先ほどの練習ではまだ足りていないという証拠か、まだ身についている途中なのかもしれません。
逆にここで弾けていれば、先ほどの20分での練習は正解なのです。次に進みましょう。

このように細切れ練習法をすることによってその日1日で
確認行為をすることができるのです。

これが1日で1時間練習をしてしまうと、次ピアノを触るのは次の日になってしまうかもしれません。もしかしたら、明後日になるかもしれません。

時間の使い方によって、指と脳に擦り込ませる方法を変えるのです。
そうすることで上達が早まります。

私はお湯が沸くまでの2分でもピアノ室に入って1小節練習します。

全員が全員ここまでやる必要はありませんが、

上手くなるためのピアノの練習=長時間

と必ずしも思わないでいただきたいのです。

無駄に長く練習するより、時には短い時間でも、使い方を工夫した短い時間での練習の方が効果を発揮することがあります。


ぜひ試してみてください。

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