何もかもが違って
久保さん、皆さん、こんにちは。
南波です。
8月に入りましたね。
暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
昨日あたりから、朝夕の雲がうすくなり、風の流れが変わってきたように感じます。先ほども強い風が吹いて、夕立には至りませんでしたけど、遠くの空に虹がかかりました。
気のせいかもしれませんが、もう秋の入り口なのではと、自分にも家族にも言い聞かせております。これ以上暑くならないことを祈りつつ。
ゴールデンウィークあたりからずっと、毎朝ベランダにスズメの雛が来てくれています。
それぞれの雛が大きくなるのはあっという間なので、おそらくあちこちの家庭で生まれた雛がつぎつぎ来てくれているのだと思います。
米を親鳥からもらっている彼らが、たまにおかしな軌道で飛ぶことがあって、そういう時はたいていアシナガバチがやってきています。鳥用に出している水を、アシナガバチも飲みにくるのです。
でもアシナガバチは、うちのベランダに来ているのはおそらく1匹だけです。
この夏、初めて遭遇した時には「うわあ!」とお互い(私とアシナガバチ)驚き、あまりに至近距離でしたのでドキドキしましたが、もうそれでお互い顔を覚えましたので、植木の水やりの時などニアミスしそうになると、「お先にどうぞ」と互いに譲り合っています。
たいていはこちらが譲っていただくのですが、今朝はなかなかどいてくれず、私が遠慮しました。
とても大きくて、とても足が長いんですよ。日に何度もやってきては水の中に頭をつっこみ、ごくごくと水を飲んで、ひと休みしてから飛んでいかれます。
久保さん、フジコさんのコンサートの様子、詳細レポートありがとうございました。
美しい出立ちが目に浮かび、やわらかなお声や神秘的なピアノの音色も聴こえてくるようでした。
私は自分のためだけにピアノを弾いているわけですが(たまに母用に録音したりもしますが)、自分にとってそう簡単ではない曲を練習しているうちに、なんで毎日練習しているのかよくわからなくなることがあって、そんな時、フジコさんのご著書や演奏に優しくすくいあげてもらうことがたびたびあります。
いつかまた生演奏を聴かせていただきたいです。
娘ちゃんは、林間学校に行かれたのですね。
さぞかし楽しまれたことでしょうね。
女の子たちの「怖い話」がどれほどの怖い話だったのか、詳細が気になるところですが、みんなで布団を寄せ合うくらいですから、なかなかのレベルだったのでしょう。背すじが凍る体験と、みんなであったかくなる体験とを同時にされて、素敵な思い出になったでしょうね。
うちの息子は先日修学旅行に行ってきました。
中2にあたる年齢なのですが、通っている学校ではその学年が初等・中等部の最高学年にあたるため、がっつり、学び修めのための旅行を一週間、愛媛まで行ってきたのです。
山登り、キャニオニング、花火大会など、たくさんのアクティビティーがあったはずですが、うちの息子はこういう時の報告を家ではまったくしないタイプ(たずねるとかえって機嫌が悪くなる)ですので、今回も感想は聞けないものと最初から期待しておりませんでした。
でも、「どうせまたむすっとしながら帰ってくるんだろうな」と言う夫には、「そんなこと言ってたらまたそれを引き寄せちゃうから、めっちゃ笑顔で旅行の話が止まらないっていう姿をイメージして待っていよう」と、未だかつて見たことのない光景を心に思い描きながら帰りを待ちました。
実際に帰ってきた息子は、不機嫌さはそれほどでもなく、でもいつも通り言葉は少なく、「なんか変な感じがする」と言うので「家の中が違って見える?」と聞いたら「何もかもが違って見える」と。
そして静かにチェロを弾いたりマンガを読んだりしてクールダウンしたあと、床の上で寝てしまいました。
良い経験をたくさんさせてもらったのでしょう。そして親が想像しているよりもずっと、楽しんできたのでしょう。
おそらくこの人は、瞬間瞬間、マインドフルネスすぎる生き方をしているのだ、と、前向きにとらえて、旅行中の様子はまた先生やよそのお母さんたちから教えてもらおう、と思いました。
先生はじめ、道中、お世話になった皆さまには本当に感謝しています。
こちらはお土産に買ってきてくれた、「みきゃん焼ショコラ」。
愛媛のキャラクター、みきゃん、こみきゃん、ダークみきゃんが包装紙に描かれています。きゃわい。
おいしかったですよ。
皆さまどうぞお元気で、良い夏をお過ごしください。
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