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好きを仕事にすると稼げるのか実験している
結論から話すと稼げます。
しかし稼ぐ金額やお仕事をどうやって貰うかは人によるのでその辺りも含めて掘り下げてみましょう。
本職が楽器屋であるサイシンタロウですが、ここ数年写真撮影や動画製作でのお仕事をいただく事があります。
今までお声がけ頂いた皆様本当にありがとうございます。
写真では
バンドや弾き語りのライブ、イベント撮影に始まり
告知用アーティスト写真
商品撮影
職人さんの作業風景撮影
店舗撮影
施工現場撮影
カップルフォト
ファミリーフォト
など実際に有償でお仕事を頂いてきました。
さらに付随してRAB青森放送様の番組内コーナー陽撮影[レポート業務兼任]
動画では
MV撮影
作業風景撮影
野外イベントの記録
など
もちろん大前提として本業であるサイ楽器の業務とのバランスを見ながらですが可能な範囲で応えてきました。
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本職ではない人間が有償で技術提供する事を生意気だという人もいますし
無料でやってくれないの?
と言われた事もあります。
実際自分も昔は本職では無い人が畑違いの事でお金をいただく事に違和感を感じていた側でした。
ではどのタイミングで素直に有償を受け入れれるようになったかというと。
超当たり前の事を話すんですけど笑
クライアント様からの
『ちゃんとお金出すからお仕事としてやってくれない?』の声が多く、大きくなってきた時でした。
もちろんお付き合いだったりお試しで声をかけてくれてる人、応援の意味で声をかけてくれてる人もいますが、もうこの段階まできたら自分に対する自分の評価は一度奥底に閉まっておいて。
有償でお仕事として受ける
仕事である以上は作品に責任を持つ
クオリティで生半可な事はしない
と腹を括りましょう。
多分この腹を括って責任を持つの部分で
ウッと抵抗感を思う人もいるかと思います。
そういう方は最初から依頼は一切受け付けてませんってお話しするのがお互いの為かと思います^_^
有償で受けるようになって暫く経った頃の結論が
もし好きな事で少しでも稼ぎたいという思いがある人なら、自信がない初期の時期でも自分側で言ってはダメなワードは
プロじゃないから無料でいいからやります!
この一言が数年先の自分を苦しめます。
人間って不思議な物で、最初無料だった物が途中からお値段がつくとびっくりするだけではなく、下手すると嫌悪感に繋がる確率が高いです。
そして小規模ながら数年事業をやってきた僕から言わせると、値段を数百円でもあげる事が物凄いハードルになります。
そしてその結果空気感にまけて無料でやる事もあるでしょう。
クオリティが上がってきても無料、安価で続けていると
好きな事がただの作業になり、苦行になる可能性があります。
あと極端な安価で受け続けるのもオススメしません。
細々と本当の身内相手限定でやるなら良いとは思うのですが、SNS等で安価でやります!だからお仕事下さい!と言った感じにアピールするのはあまり良いとは思えません。
いわゆる価格競争という負の連鎖が起こりますし、それを本職としてる方々へのリスペクトにかけますし単純に迷惑になる可能性があります【あくまで大々的にやる姿勢としてって事です】
それこそDIYいう言葉が世に出てきたあたりから、何でもかんでもDIYでやれるんじゃないかという雰囲気がありましたよね。
自分で経験してみないとわからない大変さってあるのでその過程自体は理解できます。
ですがどんな業界にでも言える事ですが、餅は餅屋。
ある一定の判断基準から急にDIYが通用しなくなってきます。
必ず必要とされる場面には必要とされるクオリティがあります。
そこに至った時多分自分が想定してるより苦労が多い可能性があります。
まとめ
好きを仕事にしたいならクオリティをあげる努力を怠らず最後まで自分に責任を持てるようにしましょう
結局の所本業と同じテンションで臨めるかって結論落ち着くんだと思います。
クライアントから頂いた案件を途中で投げ出したりする事もお話しにもなりません。
片手間でなんとなくでやるなら様々な事を考えると好きで稼ごうとはしない方がいいと思いますよってお話でした。
あくまで僕個人の意見ですのでこれが絶対正解とは思ってはいませんが、一度経験した事ある人なら納得してもらえる話しなのではないかなと思います!
ちなみに次のステップとして
では好きを仕事にする時の値段設定
があると思うのですが、この部分も僕の経験上こうしたらいいと思うって方法があるので、それはまた今度お話ししますね。
良い日曜日の夜を。