長崎藝術文化団体 NOMを立ち上げました
みなさんこんにちは!
誠実さと根性は誰にも負けないピアニスト、円能寺美惠です。
週1投稿すると言いつつ、めちゃくちゃ間があいてしまってとても反省しています・・ただの怠惰であることを白状します(うぅ)
さて本題に入りましょう。
前回の記事で、次は私が地元長崎で立ち上げた音楽団体の話をしますと予告していました。
前回の記事はこちら↓
どんな団体を立ち上げたのか?
団体名は、
長崎藝術文化団体NOM(Nagasaki the Only Musicians)
長崎県の新人クラシック演奏家の登竜門である、長崎県新人演奏会出演者オーディションに合格し、演奏会に出演したメンバーを中心に構成されています。長崎に”未だかつてない音楽団体”として、専門であるクラシックに止まらず、ミュージカルやジャズなど様々なジャンルを演奏します。
主宰である私も、ありがたいことに2度出演させていただきました。そして、それを期にたくさんの繋がりや、チャンスを与えていただき、私の音楽人生に置いてとても良いきっかけとなりました。
立ち上げようと思ったきっかけ
長崎県新人演奏会に出演できたおかげで、たくさんの繋がりやチャンスを与えていただいたことで、応援してくださるファンの方も増えましたし、私自身の音楽に対する気持ちがより強く、真剣に向き合うようになりました。あと、何よりピアノがもっともっと好きになりました。
しかし、せっかく繋がった仲間ともなかなか演奏する機会もなく、せっかくできた道が消えてしまうのではないかと、ずっとモヤモヤしていました。
それから、オーディションをうける人数も年々減っていることも気になりました。こんなにたくさんの繋がりができて、チャンスを与えてもらえる機会なのにな・・・と。
卒業してからしばらくは、故郷である長崎で過ごしていました。まだまだ勉強がしたかったためです。アルバイトをしながら、レッスンに通い、コンクールを受けたりリサイタルを開催したりしました。でも、いずれはまた再上京して、活動することを常に目標にしていました。(自分をずっと向上させていきたかったのと、厳しくてもチャンスを掴みたかったからです。)
そして3年前、意を決して再上京しました。当初は本当に必死で、どうなるのかと思っていましたが、応援してくださるみなさんのおかげで、ようやく道が見えてきました。(まだでも見えてきた段階)
上京する時に、前向きでワクワクする気持ちが大半でしたが、一方でいろんな気持ちが混ざってとても複雑でした。
その中の一つが、せっかくできた繋がりや、ファンの皆様、長崎の芸術文化との距離が広がってしまうのではないか・・これはややおこがましいですが、私がここで動かなかったら、ずっとモヤモヤしたままなのかな・・と言う気持ちでした。
そして、過去に共演した仲間数名に声をかけ、団体を立ち上げることにしたのです。
みんなが同じ方向を向いている
現在のメンバーは、住んでいる場所も年齢も楽器もバラバラです。私はほぼお会いしたことがありますが、メンバー同士顔をあわせたことがない人がほとんどです。
でも、すごくいいメンバーだと思います。なぜかと言うと一番はやはり、何か問題が起きたりしても、諦めるのではなく解決に向けて、みんなが前向きな意見を発します。
あとは、自分の意見もしっかり持っているけれど、お互いを尊重して考えを取り入れるところ。
キャラクターも全く違いますが、すごくよくバランスが取れていると感じるのです。
どんな活動をしていくのか
新型コロナウイルスの影響で、思うように活動できない日々が続いています。でも我々NOMはそんな大変な状況のど真ん中に誕生した、ある意味珍しい団体かもしれません(笑)
それぞれが離れたところにいることとこのような状況なので、それぞれが別々に演奏したものを後から編集して重ねるリモート演奏や、ミニコンサート、そして今年の10月には、500名キャパでのコンサートも予定しています。
NOM 公式YouTubeチャンネルはこちら
https://youtube.com/channel/UCAqob6nG5S2CmooSbzmhqig
また、先日リモート会議で熱いディスカッションをして(実に3時間以上!)、もっともっとワクワクするような活動内容も考えました・・・!
そうは言っても、芳しくない最近の状況に悩む・・・
新型コロナウイルス感染拡大の状況も、少し落ち着いてきたかなと思い計画を立てていた矢先、第4波が猛威をふるっています・・
演奏することで、心が豊になるあの気持ちを共有したいと言う気持ちが大半を占める中、命に代わる物はない、お客様や仲間・家族の安全が第一であると言う気持ちも押し寄せてきます。仕方がない、と言うのはもういやというほどわかっているつもりですし、ネガティブなことは基本的に発したくないので嫌なのですが、どうしようもないのでここに書いてしまいました。
気分を害してしまった方がいらっしゃいましたら、本当に申し訳ありません。
どんな時も支えになってくれる周りの声
辛いのはみんな同じだし、本当はあまり出回ったりしたくないはずなのに、「聞きにいくよ!!たのしみ!」「今は大変な状況だと思うけど、必ず前に進めるよ!」などと、本当にたくさんの人から暖かい(そして前向きな)メッセージをいただきます。不思議と後ろ向きな言葉を耳にしません。
そんな声が何よりのパワーになっています。本当に!
・・本当は、NOMで取り組む予定のクラウドファンディングについて話そうと思っていたのですが、つい熱く語ってしまいましたね(笑)今ひたすらクラファンについてお勉強しているので、報告もかねて近々かけたらなと思います!
それではまた!
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