久しぶりのぷてぃらじ解説!

はろーぐりゅすごっと!
ダイです。

少しご無沙汰してましたが、皆さんお元気でしたか?
前回の更新からぐっと気温も下がり、季節もすっかり変わってしまいました。
今年の夏はキャンプにも結局ほとんど行けなかったのですが、コロナだしうんうん仕方ない、秋に行こう!と思ったけど



秋も行けなそう(



まあでもそういう年もあってよいよい。
と思ったけどその後無理矢理行きました(笑)

10月には新企画の為に、東京や名古屋に行ってました。
その話もまた別の記事でしたいと思います。

動画の方もアップしていますし、今後にもアップされるものがあるのでどうぞお楽しみに。

それでは更新してなかった過去ぷてぃらじ分をざざっとご紹介して行きたいと思います。

9月29日ぷてぃらじ BGM~サガフロンティア2/Variation

サガフロンティア2は1999年に発売されたプレイステーションのゲームです。
当時はぼくはヨーロッパに移住したばかりだったので、ゲームは持ってなかったのですが、しばらくしてゲーム機を手に入れプレイした時は衝撃的な面白さのゲームでした。

だいぶ昔のことなのでストーリーも所々忘れている箇所もありますが、とても印象に残ってるシーンがあります。


主人公のギュスターヴはとある王国の王子で、7歳の時にとある儀式を受けます。
この世界は誰もが魔法を使え、儀式も単にその魔法の力を示すだけだったのですが、ギュスターヴは王家の血筋にも関わらず、一切魔法が使えなかったのです。

儀式は中断され、ギュスターヴの父親である王は激怒し、魔力を持たないギュスターヴを国から追放します。
母親のソフィーは魔法が使えずともギュスターヴは大切な息子、追放するなら私も、とギュスターヴ共々国外追放にされます。 
国外のとある貴族の知り合いの領地に引っ越ししてしばらくの年が経ち、ギュスターヴはすっかり立派な少年へと成長したのですが、自分が魔法を使えないということから、劣等感を覚え、荒れた乱暴な少年へと変わっていました。

そんなある日、母ソフィーがギュスターヴに

「どうしてあなたは乱暴をするの?」と聞くと

「どうせぼくは魔法も使えない人間のクズなんだ」

そういうと母ソフィーはギュスターヴの顔に平手打ちをしました。

「ギュスターヴ、見なさい!木々が花を咲かせるのは魔法の力ですか?
鳥が空を飛べるのは魔法の力ですか?
魔法が使えなくてもあなたは人間なの、人間なのよ、ギュスターヴ!」

というシーンが当時すごい衝撃を受けたゲームでした。
現代においては魔法なんてないけれど、自分の無いもの、できないものに対して、卑屈になり他人を恨むのではなく、それさえを自分の一部と捉え、抱えそれらとどう向き合って生きていくのか。非常に興味深いテーマだとは思いませんか?

ちなみにギュスターヴはこの母の言葉をきっかけに、後に自尊心を取り戻し、大成するるのですが、そういうところも含めとても素晴らしいストーリーのゲームでした。

そんなストーリーをふまえた上でもう一度聴いてみると、なんだか情景が浮かんでくるかもしれません。
これが音楽を平面の2Dではなく背景が加わり聞き手の想像力が膨らむことで、立体の3Dとして音楽を聴くことができるんじゃないかなぁと思います。

9月15日 加羽沢美濃「やさしい風」

前回の9月1日に引き続き加羽沢美濃さんの曲を演奏させて頂きました。
前回のヴェネチアの祈りの輝きに比べるとこちらは少しノスタルジックな雰囲気を出しつつも、その題名の通り「風」を強く感じる曲です。
演奏に関しては弾く事自体の難易度は高くはありませんが、風を感じる演奏をするには、右手・左手共にシンプルな抑揚をつけ、うねりを出す必要があり、それが個人的には演奏してて楽しい一曲でした。
題名に「やさしい」とついてるからずっと穏やかな曲かと思えば、途中中盤後半で、ロマンチック映画に出てくるラストの盛り上がる恋のように、「激しい風」が吹いてくるようなパッセージも感じられます。
こういう曲は自分の感性が磨かれ、その感性を曲にのせるいい練習になるので、レパートリーとしてもトレーニングとしてもとてもおすすめです。

先程のサガフロンティア2のVariationと共に、皆さんのイメージする情景そのままでもう一度是非聴いてみてください。

2ヶ月ぶりの更新ということで少し間が空いてしまいましたが、ぷてぃらじの解説は書いていこうと思うので近日また更新します!
いつも見てくれてる方々ありがとうございます。
それでは次回またお会いしましょう〜。
ちゅーすばっばー。
Dai

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