桜動画2nd完結
はろーぐりゅすごっと！
Pianist Daiです。
今日はなんだか頭が糖分を欲してたので天気もいいしスタバにちょと来ています。
6月だというのに何だかちょと肌寒いのですが涼しくて風が心地良い。
ちょっとの寝不足と寝てる間の肩こりで重たかった頭も糖分補給して何だかすっきりした感じで。
することは同じでもその環境を変えるとなんだかいい感じです。
ぷてぃらじお花見2021について
3月の中旬に、企画「ぷてぃらじお花見2021」を告知しました。
お陰様で沢山の方々にご参加頂き、4月に動画を出させてもらいました。
皆さんから頂いた桜のお写真をぼくの演奏とコラボする企画、ぼくも本当に数々の素敵な桜に感動し楽しませてもらいました。
おおよそどんな曲をやるかは決まっていたものの、いざ編集となるとちょっと色々戸惑ったりしましたが、なんとか完成。
本当に素敵な沢山の写真がありますので是非見て下さい。
ただ収集と集計をアプリとプログラムに頼りきりだったのですが、不備があり、全ての人の写真や名前が掲載されないというミスが発生してしまいました。
みなさん本当にお優しい方々ばかりだったので、気にしないでと仰ってくれましたが、「写真をただ送るだけ」ではなく、送るまでに、どの写真を選ぼうか、とかちょっと手間だけど送ってみようかな、とか人にもよりますが、その中には気持ちが篭っているので、それを今回はすみません！だけで済ませたくないなと思ったので、今回2nd動画をアップしました。
2回目の動画を出すにあたって悩んだこと
これはズバリ曲です。
第1回目の動画で桜がテーマの曲をすでに沢山使わせて頂いたのと、桜の開花の時期が地域差がとてもあるものの、人によっては桜が時期はずれになってしまう可能性もあるなぁと思ったので、ただ桜にあう曲だけを演奏すればいいものじゃないなって思いました。
桜の写真だから桜の曲！
って決めつける必要もないかなって。
5月のぷてぃらじのテーマが「ジブリ」だったのと、ぷてぃらじ発信での企画だったので、ジブリの曲にしようと思いました。
そうするとリクエストにもより多く応えられるかなと思ったので、ジブリにしました。
曲について
今回演奏した曲は全5曲です。
ハトと少年
マルコとジーナのテーマ
神秘なる絵
アリエッティソング
テルーの唄
となりのトトロ
ハトと少年・テルーの唄・マルコとジーナのテーマは過去のぷてぃらじにも登場しています。
ハトと少年
これは2021年1月20日配信のぷてぃらじで演奏した曲です。
新年明けだったので和風なアレンジで1月の曲をお届けしていました。
これは個人的にも割と好きな音源で、和楽器を使ったり、アレンジ的にも割と気に入ってます。
なので全くいじらずそのまま使いました。
特徴的なのは先述したように和楽器を使用しているところ、途中で挿入歌「君をのせて」をアレンジで使用しているところです。
この辺については、過去の記事にも詳細を書いているので、よかったらご覧ください。
マルコとジーナのテーマ
これは5月の「ぷてぃらじ」のジブリリクエストで最も多かった曲です。
実際紅の豚は、天空の城ラピュタに比べると、見たことない人の数も多いのではと思うのですが、ジブリの名曲では「君をのせて」よりかもしかしたら高い位置にランクインするのかもしれません。
子供ではなく大人のみをターゲットにしたこの映画。
ぼくもジブリの作品の中で本当に好きな作品です。
この曲に関しても過去にぷてぃらじで取り扱っているので、詳細は過去記事をご覧ください。
ただ一つだけ違う点は、この世界観を増幅する為に、臨場感あふれるサウンドで収録された波の音を冒頭より多数挿入していることです。
出だしはもう少し波の音を大きくしてもよかったなと思ってますが、立体音響を少し加えているので、イヤホン・ヘッドフォンで是非聴いてみてください。
目を閉じるとあなたの前にはきっと海と素敵な景色が見えるはずです。
神秘なる絵
「魔女の宅急便」に登場する、画家ウルスラの住んでる森の中の家で、彼女の描いたキキの絵が映し出された時に流れる曲です。
「魔女の宅急便」も名曲の数々が散りばめられていますが、個人的にはこの「神秘なる絵」が最も幼少期に刺さった曲でした。
- 圧倒的な世界観 -
音の響きで、この神秘なる絵の世界に一瞬で連れ去られてきたような感覚。
今回リクエストには入ってなかったのですが、個人的なおすすめ曲としてアレンジを加えお届けしました。
聴いて頂いた方には0.1秒で「？？？？？」となったと思いますが、森の中のイメージということで、野鳥の声をいれてみました。
鳥の声はおよそ50種類くらいの中から、森をイメージしながらキーボードの鍵盤を押して音を出しています。
先ほどの「マルコとジーナのテーマ」もそうですしこれまでもそうなのですが、自然音と曲を合体させるのが個人的にとても好きで、これからもこういうアレンジ作品は多くやっていきたいなと思っています。
鳥の声で森を想像してもらいながら、「神秘なる絵」のノスタルジックなメロディーで、その世界にワープしてもらえたら嬉しいです。
また、ピアノで演奏した後は、ピアノは伴奏にまわりメロディーを管楽器で演奏しています。
これはNay Flute（ナーイ）というアラブ楽器の音源を使用しています。
日本の尺八ととてもよく似ています。
実際の響きを聴いてみたい方は下記の動画をご覧ください。
当初はオーボエのイメージだったのですが、実際演奏してみると少しイメージとは違ったので、フルート・バスフルート・クラリネット・Duduk・Banrusi...etc...とにかく色々試してみて、このナーイに落ち着きました。
最近はピアノ以外の音源もピアノを組み合わせることが好きなので、色んな音源を扱っていますが、例えば香水を選ぶようなもので、何種類か嗅いでいると、段々麻痺して、どれがいい匂いか分からなくなることってありませんか？
それと同じで、音も色んな音を聴いていると段々と耳が麻痺してくるのですが、音には残念ながら香水でいうコーヒー豆のようなリセットしてくれるものはないので、何種類か聴いたらインターバルを置いてまた何種類を聴いていく作業は色々な音に触れて楽しかったのですが、時間はとても要しました。
ただ色んな民族楽器に触れていると本当にそれぞれの持つ音色の世界に連れ去られまくったので、あちこちに旅行しているような、子供のころ、アラビアンナイトなどの冒険物の本を読むと、本当に実際にその世界にいるかのような、なんだか不思議な気持ちになりました。
今回のこの「神秘なる絵」で皆さんも、実際にその世界に飛ばされたような感覚になってもらえたらとても嬉しいなと思います。
（下記動画は該当箇所から再生されます）
アリエッティソング
4曲目は映画「借りぐらしのアリエッティ」より「アリエッティソング」をお届けしました。
今回はぼくとしては初めての試みがあって、今まではあくまでピアノが主体で、自然音や他の楽器もピアノを浮きだたせる為のサポートの一環だったのですが、今回はピアノを一切弾かないで、他の楽器の音源だけで演奏してみました。
ピアノの音とは違い、ものすごくダークな雰囲気で攻めてみましたが、
どう？（唐突な感想求め）
これは西アフリカで使われている(Kora)コーラという楽器です。
西アフリカの、マリ・セネガル・コートジボワール・ギニアなどに住んでいるマンディンカ族がルーツの楽器です。
全長なんと120cmもあるとても大きな楽器です。
弦は全部で22弦あるのですが、これはなんと一般的にある釣り糸なんです！
左右にある二つの棒に左右の中指・薬指・小指をかけて、親指と人差し指で弦をはじいて音を出します。
この丸く大きな部分は、ひょうたんで作られています。
Koraの実際の動画もはっておくのでよかったら聴いてみてください。
アコースティックな感じで攻めたかったので、今回はピアノを使わないという初の試みでしたが、アリエッティの世界観を全面に出せた気がするのでよかったと思うけど
どう？(唐突な感想求めpart2)
どんな楽器を使ったかご理解頂いたところで、よければもう一度アリエッティソングお聴きください。
テルーの唄
最後はテルーの唄にしました。
この曲も今年の1月13日に「ぷてぃらじ」でお届けした曲で、和風アレンジが結構気に入ってたので、ピックアップして今回桜動画に使いました。
最初のメロディーは尺八を使用、その後は月琴という楽器を使って演奏しました。
こちらも詳細は過去記事にのせてあるのでよかったらご覧下さい。
余談ですが、最近手嶌葵さんがものすごく好きです。
配信でもよく楽曲演奏させてもらってますが、あの透明感ある歌声本当に好きだなぁ。。
良く晴れた最近の暖かい天気でのドライブで聴きながら運転すると本当に癒されます。
となりのトトロ(エンディングテーマ)
上記の5曲がメインで、これはエンディングロールを流す為に、別途追加しました。
ぼくはオペラやミュージカルである意味最も感動するのが、カーテンコールなんです。
これまでの大作を演じきって観客から大喝采を浴びるその姿は本当に感動します。
それと同じでエンディングロールもすごく好きなんです。
ピアノでもそうですが、いい演奏というのは空白や余韻をとても大切にしているものです。
映画館とかでよく本編終わったらすぐ席立つ人いると思いますが、ぼくは終わってすぐ目の前を横切られたらイラっとしちゃう。
夏の日に飲むビールも、飲んでる瞬間も美味しいけど、飲み終わって「プハー！」っていう余韻もやっぱり最高じゃない？
エンディングロールも音楽と共に味わってこそ一本の映画だと思うんだよね。
ということで謎のエンディングロール愛を語ってしまいましたが、今回のこの企画は数百名以上の方にご参加頂いたので、エンディングロールは絶対に作りたかった。
何の曲が適してるかなーと思ったところ、ジブリ映画のエンディングに使われている曲にしようと思い、今回となりのトトロにすることにしました。
エンディングは、ファーストテイク気味にさらっとストレスレスで楽しく弾いて終わりました。
特に何かに悩もうとせず、手を加えようとせず、さらっとね。
終わりに
ということで2021年桜動画について書きました。
初の企画だったのですが、皆さんが優しく見守ってくださり無事終わることができました。
円滑に進められるようオペレーションを改良して来年もまた開催したいなぁと思います。
よかったら是非参加してください。
ぼくは今回この企画に皆さんが関わって下さったおかげで、桜を例年以上に楽しめました。
というより毎年ほぼ見ないで桜の季節が過ぎ去ってたんじゃないかなぁと思います。
みんなどうもありがとう。
次回の記事も早く書かないとね！
いつも読んで下さりありがとうございます！
ちゅーすばっばー！
Pianist Dai
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