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いんよう!第122回をいまさら真面目に聴いてみた。

よう先輩といっちーさんのお2人が、説明を砕いていくプロセスを披露されている回。
それが、いんよう!第122回です。今更ながらの第122回です。

実はこれを書いている今日、第126回が配信されまして、説明のプロセスを追う・第2弾なんです。
喜び勇んで聴いたんですけども、やっぱりさっぱりわからんのですよ!
脳が古くなっているもので、新しい情報を頭に入れようとすると、消化不良のままになって第122回分が思い出せなくなる。
そんなこんなで、慌てて第122回を言語化してます。

という訳で、第122回について!
まず最初聴いた時には、情報量が多いこと+理解が足りずに言語化できませんでした。
翌朝にもう1回チャレンジした時の感想は、朧げに何か見えかけていた感じです。

『噛み砕き方は
 理解に必要な情報(技術や用語)を説明
 →情報を最小限に削ぎ落して構造を説明

 専門家同士だと一読して構造も情報も共有しているから説明不要
 他分野だと、知らない技術や用語を共有すれば構造はわかるから足す
 一般向けには、逆に細かい情報を抜く。
 構造を説明して、何が描かれているかという主題を抽出する』

上記が、翌朝に聴きなおした後に、呟いた内容です。
うっすら見えているけど、氷山なのか船なのかわからん。
まったく違うかもね、ハイ。
そんな感じで、モヤモヤも違和感もがっつり残りましたので、真面目に聴きなおしてみました。
また、いっちーさんの話は、1回変な解釈をして頭に入れてしまった為に、
よう先輩の話を、頭をリセットしつつチャレンジいたしました。
なお、私は理系の「り」の字もない位に、生命科学分野には疎い人間です。
何を言っているかの解説は、当然のことながら無理です。
文系の人間、強いて言えば歴史がちょっと好きです、程度の個人の感想ですので、悪しからず。

<用意したもの>
・スマホ
・イヤホン
・パソコン

スマホとイヤホンは、いんよう!を聴くためですね。当たり前ですけど。
パソコンは聴いた内容を入力して、メモを残すためです。
単純に仕事柄、パソコンの方が入力が早いからという理由です。


<注意したこと>
専門家向け、いっちーさん向け、一般向けの3回に分けて、1回ずつ聴きながら付箋でメモする。
何回も聴いてしまうと、わからないなりに話の構造が頭に残り、解釈がしやすくなる可能性があるかも?
そんなことも考えましたので、7日以上の間隔をあけて聴きました。
google検索等をして、わからない用語を調べないのもマスト。

<メモの入力文字数>
①専門家向け:839文字
②いっちーさん向け:1828文字
③一般向け:1105文字

上記のメモをみながら書き出した本日。
3回に分けた最後にあたる一般向けの話を聴いてから、忙しかったのもあり7日以上はしっかり経過しております。
内容を理解できた感触は、相変わらずありませんが頑張ってみます…。

閑話休題、真面目によう先輩の話に戻します。
まずは3回に分けた内容メモを参考に、わかったことを下記に並べます。

①の専門家向けの説明でわかったこと
・シングルセルアタックという技術の進歩の話をしている
・1本目(6000個位)→2本目(10万個位)→3本目(51万個)と技術が進歩
・3本目は、オートで機械処理できる
・お金、コストはかかるが技術的には処理数が3本目で飛躍的にのびた

②のいっちーさん向けの説明でわかったこと
・アタックセック、MNSセック、DNAセック、チップセックとか色々な手法がある(用語の聞き取りが誤っている可能性高し)
・PCRをかければかけるほど、データが歪む
・コンピュータ解析で、歪んだデータのノイズ除去する処理は可能
・amazonのおすすめを出す時に使っている、LSI?というのを生物学に応用している
・基本的に①に関しての情報(技術や用語)を説明している
・正直に言うと、わからない言葉の方が多かった(ラーメンの油の逆以外は!)

③の一般向け説明でわかったこと
・シングルアタックセックというのは、がん研究で使える
・がん幹細胞という、がんの素になるような細胞がある
・がん幹細胞が増殖してがんを形成しているという考え方がある
・がん幹細胞は薬剤に強い性質があるので、死ににくい
・99%のがん細胞が死んでも、残り1%のがん幹細胞から再発することがある
・①の内容を噛み砕くのではなく、何に使えるかといった説明している


上の①~③を頭の中において考えてみると、よう先輩のお話は
『シングルセルアタックという技術の進歩』についてというのが、構造にあたります。
難しい話は大抵、話の構造が複数階層で難しいor情報量が多くて難しいに分かれますが、
今回のよう先輩の話は、後者に分類できると考えます。

建築物に例えるならば、東京駅みたいな構造が複雑怪奇でわからない!というのが前者。
シンプルな地方駅で、乗り入れている路線も1つみたいな感じだけど、
使われている建材が多くて、第一印象のハードルをあげてるというのが後者でしょうか。

ここで情報量が多い場合に、よう先輩がどうしていたかを考えてみます。
いっちーさんに説明をする時にには、情報を簡略化したりせず、理解に必要な情報を丁寧に
出しているように聴こえます。

<最初は96穴に1個ずつ細胞を入れ、1個ずつPCR酵素とかをいれていた。
 2つ目はインデックス、96穴だと96種類まではできるが、
 1回それをプールする。
 で、次に20個ずつくらいで入るように、96穴にまきなおす。
 そうすると96種類の細胞があって、それを20個いれると殆どかぶらない。
 そこに、違うアダプタをつけるっていうことをやる。
 96穴プレートを2枚処理する事で、2000個位の細胞を処理できるという、
 頭の良いインデックスのコンビネーションという考え方。
 ポワソン分布で考えると…
 96種類で20個だと、ほぼ数%以下しかかぶらないというのがあった。>

自分でとったメモですが、何を言っているのかさっぱりわかりません!!!
メモだけは、と思って必死で入力してましたが、
「例えばヒストンのアセチル化とか、あるいはH3のK4のトリメチル化とか…」とか泣きました。
入力しているものが、間違ってるのか正しいのか、そもそも何なのかわからない!(当たり前)
でも、いっちーさん向けの説明なので、ここは①の理解に必要な情報をたぶんきっとメイビー補足できていたのでしょう。
改行やら句読点やら語尾が変なのは、入力速度の関係です(ごめんなさい)

そして③の一般向け説明になると、よう先輩は①からの構造だけ残して簡略化します。
一般にわかりやすい例えとして、がん研究が登場します。

<今までは細胞の、色んな細かい遺伝子の情報を調べようと思うと、
 1万個とか10万個とか100万個とか、
 まとめて処理→まとめて平均値みたいなものしかわからなかった。
 細胞1個〃の遺伝子の状態をきちんと調べてみましょう、
 という流れがここ10年位で出ていて、その方法の1つとして、
 シングルセルアタックセックというのがあります。>

すごく、すごーくわかりやすくなっています。
理解するのに必要な情報を削ぎ落して、技術の進歩(シングルセルアタックセック)という構造だけを残す。
そして進歩したことにより、どういうことが出来るようになったか、というイメージを付加することで、飲み込みやすくしている訳です。

よう先輩が話を噛み砕くプロセスで凄いなぁと感心するのは、相手にどこまで理解してもらいたいか、というレベル設定が明確なことです。

同じ分野の研究者向けと考えれば、①が通常のよう先輩の話し方ですよね。
そこから②のいっちーさん向けには、技術を正確に理解して貰う為に、必要な情報を足している。
研究者でもない一般人向けには、例え話などを使って情報を削ぎ落し、どういう用途があるかを具体的に説明することで咀嚼しやすくしている訳です。
すごいですよね。


毎度のことながら、いんよう!はわからないけど面白いなぁと思います。
さて、本日配信分の第126回、わからなかったんですよねぇ…。
何かしら掴んでみたいとは思うので、また頑張って聴いてみることにいたします。
ということで、第122回の言語化メモは終わり!
一気に書いたので疲れた!


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