『小犬のワルツ Op.64-1〜ショパン』ピアノ演奏の攻略note
ショパン作曲『小犬のワルツ Op.64-1』の演奏を攻略しましょう!
この記事を読むと、あなたの演奏をキラリと輝かせる秘訣がきっと見つかります。
早速、くわしい弾き方を解説します。
楽譜と一緒に、ぜひご覧ください。
この曲は3つのワルツから成る作品64の1曲目です。
愛犬が自分の尻尾を追いかけてクルクル回る様子を見て作曲したという言われもあり、「小犬のワルツ」という名前で親しまれています。
出だしから3拍子の拍を感じながら、leggiero(軽く)で演奏します。
1〜10小節目までの長いフレーズを一息で歌っていくため、出だしは軽く小さい音から、小犬が身軽にかけ回るような様子をイメージして音色を作りましょう。
1小節1拍目トリルの後、2拍目ソはぶつけないよう優しくpで入りましょう。
1拍目から1小節(6音)のまとまりで、動きを捉えて優しく弾きます。
3〜4小節目で言うと、ソラ♭ドシ♭ソラ♭、ドシ♭ソラ♭ドシ♭(123、123)とリズムを感じられるようにします。
ソラ♭ドシ♭ ソラ♭ドシ♭ ソラ♭ドシ♭と感じてしまうと、2拍子のように聞こえてしまうので注意しましょう。
5小節目、左手のワルツのリズムの取り方は、「ズンチャッチャッ」のズンが「どすん」と下向きの音にならないようにすることが大切です。
2・3拍目の和音をよく揃えて軽く跳ねると、速いテンポ感の右手とよく合い、ワルツの踊っているような雰囲気になります。
また、2・3拍目の和音を弾くときに、鍵盤への力の加わり方にムラができていると音が抜けてしまうので注意しましょう。
手のひらと鍵盤を平行にし、鍵盤に向かってまっすぐ下へ動かして弾きます。
この曲では1拍目が単音、2、3拍目が和音なので、2、3拍目をうんと弱くしないと重くなってしまいますので、気を付け てください。
9小節目の右手1拍目、シ♭は大きいだけではなく、伸びのあるタッチを心がけましょう。
11小節目の1拍目も同様です。
ちなみに19小節目であえて抜くように弾いて、変化をつけても良いと思います。
全文はご購入後にご確認いただけます。
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