![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64665168/rectangle_large_type_2_ec8644710f87f3900afa2a7f5646d875.png?width=1200)
【マリコさん編】チームメンバーの思い、聞きました。レズビアン・セクマイ同士が出会えるSNS《PIAMY(ピアミー)》
![いなちゃん登場](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62849669/picture_pc_1d12dd9fe5b3257546dabcc7d0ea0222.png?width=1200)
・レズビアン・セクマイ向けアプリ、どんな人が運営しているのかな……
・運営している企業はどこ? 安心できる会社?
・今後のピアミー、どのように進化していくんだろう……!
こんな思い、ありませんか?
こんにちは!レズビアン・セクマイが出会える共感型SNS《PIAMY(ピアミー)》チーム、新メンバーのいなです。
本日は、ピアミーのチームメンバーのひとり、マリコさんにインタビューしてきました!
ピアミーを運営する企業やチームメンバーの思い、現在と将来のピアミーについて、伝えていきます。
ピアミーの概要については、こちらからご確認ください👇
(聞き手・いな:2021年9月にピアミーチームに入り、アシスタントディレクターを担当しています。
円滑なアプリ運営のための事務作業や、ユーザーを増やす・ユーザーに楽しんでいただくための企画の提案・実行を行っています)
マリコさんにインタビュー
![マリコさんにインタビュー。聞き手は、いなです。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64769352/picture_pc_de2daf2dd6739f0e8ac527b01540c082.png?width=1200)
いな:マリコさんの自己紹介をお願いします!
▶マリコ:株式会社アルトレオスCEOの星 マリコ(ほし まりこ)です。PO(プロダクトオーナー)という形で、ピアミーのビジョン・ミッションへの向かい方や、機能がピアミーの存在意義にマッチするかといった判断をしています。
元々は弁護士を目指して勉強をして司法試験にも合格したのですが、優秀な同級生に囲まれて「弁護士になっても自分が世界を良くするためにできることってちっぽけかもしれない」と挫折してしまって。
その頃に知った「ソーシャルビジネス」、つまりビジネスで社会課題を解決するというアプローチの面白さに魅了されて、起業家の世界に飛び込みました。
ビジネスとして成立させることで、社会の負を解決する取り組みが持続可能なものになる。そのポジティブなパワーに自分自身が日々励まされています。
マジョリティの視点でLGBTQ+に関わる
![マリコさんの写真](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64663692/picture_pc_aa8c2aa599fe6b78dc90368d4ae623c1.png?width=1200)
いな:マリコさんがLGBTQ+の課題に関わり続ける理由は、何ですか?
▶マリコ:セクシュアルマイノリティではない人間として、ピアミー、そしてLGBTQ+コミュニティにも関わっています。
民主主義社会において、決定権に関わりづらいマイノリティの課題を解決するとき、マジョリティが自分事として関わっていくことができるかが大事だと考えています。
「マリコは男の人と結婚してるし、トランスでもないし、なんでやってるんだろう?」みたいな、ちょっとした違和感が生まれますよね。それが、マジョリティの人たちにとって自分事化する糸口になるんじゃないかな、と。
LGBTQ+に関する活動において、違和感を与える存在でありたい。私はマイノリティのことを代弁できる存在ではなく、マジョリティの視点でどう考えているかを話すのが大事だと思っています。それがLGBTQ+の課題に関わる意義です。
ただ、女性として社会生活を送るなかで、女性としての生きづらさはセクシュアルマジョリティでもマイノリティでも共通している、と感じます。
ピアミーを女性に課せられている困難を解決していくものにしたいと思ったのは、私がセクシュアルマイノリティのみんなと共感できる部分から一緒に作って生きていきたいからですね。
ピアミーのきっかけは、レズビアンの出会いの課題
![ピアミーを作ったきっかけ。レズビアンの出会いの課題を感じて、ユーザー分析をした結果、安心して使えない/出会い系は露骨の声。安全に使えて、共感で繋がる出会いを目指して運営中!](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64499490/picture_pc_f90383d20f96e80d803b78bfb1e1f963.png?width=1200)
いな:ピアミーを作った理由を、教えてください!
▶マリコ:最初は、レズビアン向けアプリで「これ!」という共通認識になっているものがない課題から、始まりました。女性と出会いたい女性の方・レズビアンの方の出会いの問題も、私たちのテクノロジーで解決したい思いがきっかけです。
ただ、今までうまくいっているサービスがない状況なので、レズビアンの出会いについてヒアリングして、ユーザー分析をさせていただきました。
その結果、男性が紛れていて安心して使えない、出会い系の露骨さに引いてしまう、顔写真が並んでいても本当に通じ合える人に出会えない……といった課題が見つかりました。
みなさんが既に使っている、Twitter・掲示板・オフ会でどのような体験を求めているのかも、お聞きしました。そして、心と心で繋がるような出会いを求めているとわかりました。
その出会いが、いわゆる現行の出会い系アプリだと、なかなか見つからないらしい。そのため、安全に使えることを前提として、共感で繋がる出会いを実現するため、ピアミーが始まりました。
ピアミーが「ゆるやか」を大切にする理由
![ピアミーの投稿画面・プロフィール画面のイメージ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64496919/picture_pc_6aeda35f2a7c475be7499adfcd30c273.png?width=1200)
いな:ピアミーが出会いたい相手の条件を選ばないの、わたしは好きです。「背が低い子が好き。身長160cm以下の子に絞ろう!」と思っても、身長161cmの子を好きになる可能性はあるので……。
▶マリコ:条件を絞り込むと、出会いが目的になって、出会えるかが大切になってしまう。でも、出会いって本来は、そうじゃないんですよね。
ピアミーには「ゆるやか」というキーワードもあります。それを私が着想したのが、女の子の友達との繋がり。私、Instagramで友達ができるんです。
友達の友達の投稿を何かのきっかけで見て、プロフィールを見て、投稿を見るとか。友達じゃなかったけど名前や存在は知っていて、Instagramをフォローしてくれたから、フォローバックするとか。
投稿を見ていると、「この人気が合うかも」と感じる。それを相手も思っていると、いいねのやり取りが多くなって、会ったことがないのにコメントする。そうすると、今度は食事に行こうよ!ってなる。
それって、例えば、大学の構内で友達ができるのと、近いと思うんです。構内で友達がベンチに座っていて、その隣に知らない子がいる。自分の友達と話して、隣の子とも挨拶する。話すようになって、持ち物や授業が一緒とかで、友達になる。
リアルの中の自然でゆるやかな出会いは、SNSでも表現できるはず。それをセクマイコミュニティのなかでも作りたいと思ったことも、ピアミーの着想かもしれません。
ピアミーは「その人らしさ」が見えるから好き
マリコさんにとって、ピアミーの好きな点はどこですか?
▶マリコ:色々なユーザーさんの「その人らしさ」が見えるところかな、と思っています。出会ううえで、その人がどんな人かは重要な点だと思っていて、それが見えるのが好きです。
日常に対してどういう言葉遣いをするのか、どういう瞬間を写真で切り取る人か、自分と気が合いそうか。どういうことを大切にしているのかは、投稿からわかるじゃないですか。
ただのひとりのレズビアンとかバイセクシュアルとかではなく、「その人」が見えるのがいいです。
あと、ユーザーさんから「お友達ができた」「大切な人ができた」ってたくさん報告を受けています。実際にそういう出会いが生まれてるということが、ラブです。すごく嬉しい。
ピアミーの課題、出会いの格差
![仕事をこなすマリコさんの写真](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64663717/picture_pc_6fca8a58948600858778910ec49c0f95.png?width=1200)
いな:マリコさんが思う、ピアミーの課題をお願いします!
▶マリコ:今のピアミーって偶発的な機会が多いような気がしていて、レズビアンで女性と恋愛したい方とか、特定の方だったら出会いやすいかもしれないです。
一方、例えば、Aセクシュアル・Aロマンティックの方って出会いにくいかもしれないじゃないですか。ピアミーの中でもセクシュアリティによって出会いやすさに違いがあるかもしれません。
だから、どんなセクシュアリティの方でも同じくらい出会いやすい状態にしていけたらいいなと思っています。セクシュアリティごとの格差をなくしていきたいです。
いな:たしかに……あと、都心の人と地方の人で出会いやすさが違うと推測しています。
▶マリコ:大事な視点。
いな:母数が少ない同士が見つけやすくなる、出会いのちょっとした調整はできたらいいですね。
あと、ピアミーを使い始めたきっかけに、失恋はあると思うんです。出会いが目的に傾くのは不自然ですけど、長く使っても誰とも仲良くなれないことがないように、頑張ります。
女性が決定に関わるチームで、ピアミーを作る
![マリコさんといなが笑顔でおしゃべりする写真](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64663734/picture_pc_ab8eee984d0f66a993fdeefbcbdac90f.png?width=1200)
▶マリコ:思うのは、ピアミーとか女性向けサービス、レズビアン向けアプリがうまくいってないのって、もしかしたら、IT業界が男性社会なのもあるんじゃないかなって作ってて思うんですよ。
男性社会だと女性のニーズに気付けないかもしれない。女性向けのサービスが女性が決定権に関わっているチームで作っていることは、ひとつの挑戦だなとも思っています。
いな:社会全体の女性の力が弱いなかで、これからもっともっと楽しもうと思えば楽しめる場所を色々なことを通じて作りたいなあって思います。
▶マリコ:そう思います。とにかくユーザーの声を聞くことが重要だから、ピアミーは声を聞き続けられるサービスでありたい。ピアミーだったら要望を言ってみようと思える、信頼されるサービスでありたいですね。
いな:与えられた声に対して反応できるような組織でありたいし、わたしでありたい。「言おうかな!」って思える人であり続けたいです!
▶マリコ:すてき!
マリコさん、ありがとうございます!
こんなメンバーと運営しています
![いなです!いかがでしたか?](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62849975/picture_pc_5a81d4a96ef5b750efd8f44e3cb839aa.png?width=1200)
こんな感じで、ピアミーのチームメンバー・マリコさんの声を紹介しました!
ピアミーのチームメンバー、つっきーの記事はこちらです👇
他のチームメンバーも、システム開発やデザインなどといったスキルを活用しながら、熱意と愛を持ち、ピアミーに携わっております……
運営にも様々な工夫が込められた《PIAMY(ピアミー)》のアプリ。みなさまの声を聴きながら、これからも進化させていきます。
ピアミー内に「ピアミーへの要望」というピアリングがあります。お気付きの点はそちらでお伝えください!
ピアミーを使ってみたいAndroidユーザーの方は、こちらからダウンロードしてください。
また、既にピアミーをお使いの方は、Google Playストアで星5つ・レビューをしてくださると励みになります……!
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