時間をかけ愛を注ぎ続ける

おはようございます。
心理カウンセラー 池田廉です。

この記事では、フランスの作家 サン=テグジュペリの教えをもとに、
「時間をかけ愛を注ぎ続ける」について紹介しています。

希薄な人間関係に悩んでいる人に、少しでもお役立ちできる視点共有ができますと
幸いです。

では、早速ですが、テグジュペリの教えを紹介していきます。


・アイデンティティ(自己同一性)とは、他者や社会から認められることで
 形成される

 アプリヴォワゼとは、愛情の絆を作ることを表す言葉である

言葉はいつも、誤解のもとだ

だから、言葉でなく、行動で語るんだ

その行動には、【相手への配慮】と【忍耐】が大事なんだ


・表面的な価値ではなく、時間をかけて愛を注いだ対象との関係性こそ大事である

 【時間をかけ愛を注ぐ】という行動は、その人にとって唯一無二であるから


・【自分が愛するもの】に責任を持つことは、
  自分を愛し、自分の人生に責任を持つということである


まず最初に、アイデンティティとアプリヴォワゼという言葉についての解説、
それらをもとに、愛の絆を作るための要素は【行動】であると説きます。

言葉ではなく【行動】で語ることによって、他者や社会から認められ、
他者と愛情の絆を構築することができるという視点は納得できます。

どれだけ、聞こえの良い、心地良い言葉を並べられても、
そこに行動が伴っていないのであれば、そこに愛はないともいえるでしょう。


また、愛する存在のための行動に必要不可欠な要素が二つあって、
配慮と忍耐であると説いています。

愛することは決して単純で簡単なものではなく、
愛ある行動には、相手がどのように感じるだろうか?という配慮や、
愛を与え続ける忍耐力が必要なのですね。

たった数回で諦めてしまう、途中で放棄してしまう姿勢は、
愛ある行動とは言えないのは、想像に難くないことでしょう。


毎日毎日水をあげ続けることによって、育てている植物に愛情が湧く。
水をあげ続ける行為(愛)は、その人にとって唯一無二ですよね。

あくまでも例として植物を挙げましたが、人に置き換えても同様です。


自分が愛するものに責任を持つという意識があれば、
自ずと自分の人生にも責任意識が湧き起こるものです。

自分の人生に責任を持つ意識が芽生えると、自分を愛せるようになります。

自分を愛せると自分以外も愛せるようになります。

愛の絆をどんどん作っていきましょう。

アプリヴォワゼ(愛の絆)で溢れる人生は、豊かな人生でしょう。


【時間をかけ愛を注ぎ続けること】


この言葉を胸に、あなたにとって大切な人やものに向き合ってみては
いかがでしょうか。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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