96.同じ音程のはずなのに変化しているように聞こえる?
今回は、ある曲を聴いていて思った、素朴な疑問というか、シェアのような話です。
まずは冒頭だけでもお聴きください
まず、こちらの音楽を冒頭だけでもお聴きください。
ニコニコ動画からひっぱってきた動画URLですが。
あまり有名ではないかもしれませんが、「カミナリグモ」というアーティストの「白い雨」という曲です。
この曲、冒頭から流れる「タタン、タタタタタン、タタン、タタタン♪」という、ぼわっとした優しい電子ピアノのような音のメロディが印象的だと思います。
これは、しとしと降り続く優しい雨をイメージしているのかな?
ひとまずこのメロディを仮にこの記事の中では「雨メロディ」と書くことにします。
音程が変化しているように聞こえる?
この雨メロディ、曲の最後までずっと同じ音程、同じリズムで流れ続けているのです。曲のコード進行に合わせて曲調が変化しても、この雨メロディは同じ音程、同じリズムで流れ続けています。
しかし不思議なのが、曲調が変わったときに(特にサビ)、同時に後ろで流れる雨メロディも、音程が変化しているように聴こえるというか、そんな気がしてしまいます。
理屈は説明できないですが、なんだかそう感じるのです。
自分だけかな?
音楽って不思議
今回は、音楽って不思議だなと思ったエピソードを、つぶやきのように書いた感じの記事でした。
過去にも記事で書きましたが、音という単なる物理的な空気の振動がもととなって、いろんな感情を生んだり、新たな発見があったりする音楽になっていると考えると、なかなか面白いなあと感じます。
それではまた次回。