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努力のデメリット

昨日、西尾維新さん著の撫物語を読み終えました。
ざっくりストーリーを紹介しますと

漫画家になりたかった千石撫子(せんごく なでこ)は、短期間で成果を上げるために式神の斧乃木余接(おののき よつぎ)の力を借りて4体の分身を作るも協力を得られないどころか制御できず逃げられてしまう。

分身は過去の撫子達をイメージしたものであり、追いかけているうちに撫子自身が過去と向き合うことになる。

というお話です。
過去と向き合い撫子がどのように成長していくのかとても読み応えのある作品でした。

作中に"なるほど"と思ったことがあり、それは本編ではなく作者のあとがきに書かれていた
「努力はデメリットもでかい」ということです。

"努力"という言葉はポジティブに聞こえますが、努力の先に大怪我をしたり、努力が報われなかった時に自暴自棄になったりと、デメリットがあることを忘れてはいけないということがあとがきとして語られていました。

「努力は必ず実を結ぶ。努力をしなさい。」

いつしか単純に努力をすれば成長すると思い込むようになっていて、そのリスクを忘れていました。

確かに努力には裏切られることの方が多いです。
あれだけ頑張ったのに結果が出なかったという経験をした人は必ずいると思います。

だからといって努力をしないというのは違います。

"努力の先にあるデメリットを認識した上で努力をする"

これが一番大事なことだということが、撫物語を読んで今更ながらわかりました。

ということで前置きが長くなりました。
NTT西日本の石井です。

今回は6月の振り返りです。

6月

6月は200戦を達成したところで終了しました。
今月こそは勝利数100を達成したいですね。

…違う!!
振り返りといってもポケモンからではないですね。笑

このnoteを読んでくださっている方のほとんどは陸上に興味のある方々なので、陸上の振り返りをするべきというのは重々承知です。
もちろんこれからします。

6月はなんといっても日本選手権がありました。
緊張で力が発揮できなかったこともありますが、1ヶ月の練習結果を見ながら振り返りをしていると1つ感じることがありました。

ピーキングのズレです。

試合の1週間前まで合宿で走り込みをしていたためその疲労もあったのではと考えたのですが、合宿から帰ってきた2日後の2000m+400mは悪くないイメージで走ることができていました。

そして、前日刺激については疲労を感じないくらいに調子が上がっていました。

この振り返りからおそらくですが、前日刺激にピークが合ってしまったのかと思います。

今回の振り返りから自分が得るべき教訓は

"ピーキングをしっかり試合に合わせること"

7月は特に連戦が続くので全ての試合にピーキングを合わせるのはなかなか困難かもしれませんが、またそれも練習と思って頑張ります。

というわけで6月の振り返りでした!

最後に

今回はかなり長くなってしまいました。
次回はもう少しスマートにお届けできたらと思います。

最初に努力のデメリットについて語ったので繰り返しにはなりますが、努力が報われなくても努力し続ける度量を持った人間になりたいですね。

そしてなにより、"努力をしないデメリット"も同様に大きいので。

最後までお付き合いありがとうございました。
それでは、また!

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