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後半奇襲型5000m@ホクレンDC深川

アローラ!ピと申します。

今回紹介するのは「奇襲型5000m」です。
一つに5000mといっても走り方は色々あると思いますが、今回はこれを使っていきます。

後半奇襲型5000m

簡単に説明すると、前半は余裕のあるペースで走り、集団から落ちてきた選手を後半シバいていく戦法となっております。

よくみる後方でじっくり構えて勝負どころを伺う戦法に似ていますが、あえて集団についていかず余裕を持たせることが決定的な違いです。

逆に言えば集団から離れるので1人で走るのが苦手だとちょっとキツい戦法です。

目標タイムが13分台に対し、PMが13'45"のペースと少しペースに差があるので、今回はこの型を採用しました。

ラストスパートに自信のある選手なんかは非常に刺さる戦法なんじゃないかと思います。

例によって、通過ごとの心境をそのままお伝えしていきます。
それではいってみましょう!

実践

さあマッチしました。
ホクレンディスタンスチャレンジ深川大会さん
対戦よろしくお願いします。

まあA組ということもあっていくら13'45"ペースといえど初手からぶっ飛ばしてくるんちゃうかと思いますが

200m通過
集団 29秒
ピ 32秒


んやはりちょっと速い、まあここは縦長になってるだけなんで1番後ろでも焦る必要はないかな?

1000m通過 : 2'45"2

あー、なんなら自分がペース通りまであるんか。
とはいえこのまま2'45を1人で押し切るとなるとちょっとキツく感じるので、ここはもう奇襲型に変えたほうがいいっすね。

2000m通過 : 5'32"9 (2'47"7)

おっけ、このペースなら余裕もあって13分台も狙える。
なんならゴールまでこのペースでいきたいくらい笑
ただ、それだと何もせず終わってしまうのでこれはどこかで奇襲を狙っていきたいですね。

3000m通過 : 8'21"4 (2'47"5)

(8分)20秒切れてないか、あーじゃあもうこっから上げてった方がいいんかな。
てか上げていかなちょっと微妙に集団追いつけんかこれ。
ただ、やはり集団がバラけてきたからここで奇襲が刺さっていくんじゃのぉ〜(cv.石塚運昇)

4000m通過 : 11'11"8 (2'50"4)

きたきた、もう気持ちいいくらいに奇襲が刺さっていくこの感覚ね!
まあちょっとペース自体は上げれませんでしたけれども、あとは絶妙に集団と離れてるのをなんとかするだけかなって感じですが、いやどうやこの距離。
集団もラストは上がるからいくら奇襲型とはいえちょっとまずいか。

5000m : 13'53"78 (2'41"9) 14着

おっけおっけ13'53。
ラスト1周も62秒。いやいいんじゃないんでしょうか。

まあちょっと最後集団にはギリギリ追いつけませんでしたが、後半でごぼう抜きをかましてからなおかつ最後に一発最大火力を出す。
これが奇襲型5000mなんですよ、みなさん。
対戦ありがとうございました。

おわり

はい。ということで改めましてNTT西日本の石井です。

今回は某実況者風にお届けしてみました(⌒,_ゝ⌒)
というより、試合や練習は実際に頭の中で実況しながら走っています。
案外、実況すると冷静に判断ができるので。

というのは置いといて。
今回はホクレンDC深川大会を振り返りました。

自分の中でホクレンDCは"陸上長距離界の夏フェス"と思っているので、今回は特に気合を入れて楽しんでいこうと思います。

次は網走1500mになります。

長い時間お付き合いいただきありがとうございました。それでは、また!

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