🌸卒業🌸
丸6年勤めた老健を卒業する運びとなり、現在有休消化中です。
嬉しいような寂しいような、不思議な気持ちです。
念願だっだ朝ゆっくりと起床し、好きなだけ寝られることが今は一番嬉しいです。
大学卒業後から今まで同じ法人で過ごしてきました。
開設当初の厨房を知っている栄養士は私しか残っていませんでした。
20代の栄養士とはいえ、古株やベテランと称されていました。
社会人としても、栄養士としても
何もわからない私を育ててくれたのは、他でもない調理師さんや
現在勤めいている施設だと思っています。
振り返ってみると楽しかった思い出が多いからか
酷な状況でも残ってしまったのか。
正直なかなか見切りをつけられず、ずるずる来てしまいました。
長く勤めると、見えてくるものもあり
環境整備も行うようにもなりがちでした。
施設としての給食の意義や栄養部門の立ち位置を考えているうちに
昇格のお話をもらうことがありました。
その時は、既に退職の気持ちが固まっていたので
お断りさせていただきました…。
この6年私は何をしていのだろう…
と不安になります。
えーと・・・
厨房業務全般
仕込、盛り付け、調理、洗浄、、、朝飯前ですね。
献立・発注
献立作成、いつだって完璧はありません、妥協する時が必要。
発注は記憶喪失することが多いです。
基本的に2週間前の記憶は残っていません。
検収と在庫管理は趣味です。
栄養ケア・マネジメント業務はいつも悩みます。
入所判定会では、入所後のゴールは不透明なケースが多く
緩やかな低下を待ち、特養へ送り出すケースがほとんどです。
ご自宅へ戻られる方は、年間で20名もいないです(体感)
PEGの方や静脈栄養での入所になったとたん
何も出来ないとお手上げ状態になってしまうのが
私の課題でした。
教えてくれる先輩栄養士はいません。
看護師さんたちも施設での勤務経験しかない、なんてことも
珍しくありません。
先生も臨床現場から長らく離れていた方です。
自分で勉強し、実践するにはハイリスクすぎる気がして
何も出来ず…。
休みの日も、1日数回は職場を気にかけたり
献立添削は基本的に休日カファで行なっていました。
献立作成は仕事ではなく趣味のようなカウントでした。
懐かしいです。
次のお仕事は、全く異なるので不安と楽しみと入り混じっています。
もう少しグータラ生活を楽しみつつ、準備していきます。
が・・・がんばります。