東京GPで白黒商人ロイヤルを使うこととなった話
こんにちは。東京GPお疲れ様でした。自分のチームは5-2でなんとか64位に滑り込みましたが、本戦1戦目であっさり撃沈でした。GP予選突破率100%は維持していますが、なんとも伸び切らないところ。
ということで今回は、GPで自分が使用した白黒商人ロイヤルについて色々と話していこうと思います。デッキリストは以下。
GP特有のおしゃれカード入れたい病が発症しアンジェリックメイドピン採用。普通に弱かったんですが回復ない前提でのボード無視ライリー蘇生詰めプランとかにすっと刺さると気持ち良すぎだろ!という感じになるので入れて出ました。もう入れることはないです。
その他レシピで変えたい点としては1コストの増量。1/2/2が6枚しか入ってないのでペルセをあと2枚ほど差し込みたいかなという感想です。メカガンも試したのですが、後述する面ロックとの兼ね合いで頭1が弱すぎたため終了。メイドとアイテか怒涛1枚抜いてペルセ2枚入れるのが丸そう。
あとはこのデッキ、粗暴以外のすべてが光るのでとても綺麗。前期白黒パッケージは光らせてなかったので集めるのだり~と思ってたら、チムメンのくりくすが「全部そろえてるけどロイヤルのデッキ組んだことない」ということで全て買い取り。手札見てるだけでもなかなか幸福指数高めで良いデッキでした。
ということでこのレシピに至った経緯も軽く話します。といってもデッキの半分は白黒パッケージと商人パッケージなので特に語るところもないのですが、どういう意識でデッキを組んだかについて。
まず、商人パッケージを入れた型の強みは後手6でのアルヤスカ進化にあります。デッキの中身を見ればわかりますが、強力なカードである元帥、白黒、アルヤスカはすべて5コストであり、後手6でアルヤスカを進化することができれば後手7でのターミナル+5コストの動きができるようになり、生半可なデッキはこれでゲームセットになります。で、基本的にPPが5(後手なら4)まで伸びてしまえば無限のデッキなのでそれまでの道中で負けないようなレシピ、プレイをしたいと心がけてました。
で、真っ先に抜けたのがプリムノーニャパッケージ。面も作れず、PP効率も悪いので前期からかなり嫌いなカードでしたが、前期のロイヤルはとにかく横に並べてペルセやらララミアの出力を上げるのが大事だったのに対して今期は元帥という世界一強いカードを手に入れたので、面を並べる要因としてのプリムの役割は終了したかなというところ。オケアノスが入っていればまだやる気ありそうなんですが、まあ入るわけもなく。ハンドに来たゴミを入れ替えたいという主張、わからなくもないと言いたいところですがそのせいでデッキにゴミが増えているのでわからないという感じ。
商人パッケージを抜くことも考えたのですが、トリオということで秘術以外どんなデッキが来るかわからず、とりあえず1枚のカードパワーが高いほうが雑多に勝ちやすいかと考えてなしに。環境にどれくらいいるかわかりませんが、もしリーシェナやアミュビショのようなロングゲームを仕掛けてくる対面とあたっても勝てるようにという意識。
ここからはプレイについて。といってもこのデッキ基本的に上から引いた強いカードを順番に叩いて全部顔殴っていくだけなんで非常に簡単。ただし、このデッキの負け筋となるハーフロックについて注意します。
相手の大型の縦フォロワーを取るためには、基本的に2面の空きが必要なため、中途半端に弱いボードを広げてしまうと4面ハーフロックからファウストサークルサークルみたいなロックを決められてしまい即死しがちです。特にわかりやすいのがフロフェンで、獣面やらなんやらに序盤のボードを捌かれて打点が入らないまま3~4ターン目を迎えたときにフロフェンを進化してしまうと、フロフェンだけ取られて出てきたお供を放置され、面を広げても地獄、広げなくても地獄という状況にされます。リオードナイトスティールナイトみたいなボードになっている時は危機感持ったほうがいいです。フロフェンを投げるときは命がけ。逆に序盤からライフが詰まっているときはララミアからのワンショットがあるので、相手も簡単にはハーフロックできません。なので、序盤に詰まったライフを見てボードの出力を調整して、オールインするべきなのか5PPまでを穏便に過ごすのかを選ぶ必要があります。
で、ボードの出力調整のやり方としていちばん簡単な方法が相手に上踏みをさせることです。生き物に小粒がついてくる事が多い関係上、上踏みを綺麗に取れない場面というのはそこまで多くないため、相手に上踏みされやすいボードの出力と縦横の形を意識してできるだけ損が最小限になるような上踏まれを意識します。特にセリアから出てくるシールドガーディアンが優秀で、守護を持っているため横の生き物を守りつつ相手の上踏みを強要できるので、序盤に出たシールドガーディアンの縦横はボードの逆転タイミングである後手3、先4のタイミングまで大事に扱いたいです。あとはリオードとかで殴って相手の処理を誘発したり、いろいろと小賢しいやり方で相手に踏ませてます。
ここからはデッキ持ち込みに至った経緯について。今回のGPは新弾発売から短い期間での開催で、時間が足りないままの参加となりました。自分のチームはメンバー全員が社会人ということもあり、正直自信はそこまでなかったです。秘術が最強なのは共通認識だったので確定だったのですが、ほかデッキどうしようとなっているところでメンバー一人が多忙となり蝙蝠を握ることで固定。自分がロイヤルを使って色々なデッキと戦ってみたところ、まあ秘術以外の殆どのデッキには五分以上ついていそうなのと、基本的に強いカード叩いてるだけなので知らないデッキに当たったときにハメられにくそうというのでロイヤルにしました。
肝心の秘術戦なのですが、最初は30%もないだろと思って絶望していましたがボードの作り方を覚えてくると40%位までは改善したので、秘術側の欠損に付け込めるくらいはできるという感覚。特に雰囲気で獣面を全部ボードに吐いてくれたり、ケリドで全部踏んでくるレベルの相手なら負けないだろうという感じでした。そんな低い志でいいのか?という感じではありますが今回のGPはそこまで自信がなかったのもあり、秘術に負けるというポイントより秘術以外に勝てるというポイントを重要視しました。
反省点としては人形とドラゴンの研究が全然できなかったことです。特に自分の調整環境では武装の評価がかなり低く、自分も使わないまままあ弱いんだろうという感じのまま本番に至りました。人形についてはほとんど研究しないまま、マドロスが人形で強そうというところまではちょっとやって気がついたのですがずっとエルフ担当だったくりくすがエルフやめちゃったのでならもう駄目かという感じでした。
以上、東京GPとロイヤルの振り返りでした。JCS期間のオフシーズンではほとんどエボルヴやってなかったので、久々のエボルヴへの取り組みでしたがやっぱり面白いゲームですね。ロイヤルも結構好きなデッキになったのでトリオ組んでくれる人がいるならちょいちょいCSも出たいかなと思ってます。次回の名古屋GPは日程的にあんまり出れそうにないので、ヴァンガード環境はあんまりやらなそうというのもあり、今期はしっかり遊びたいと思います。普段CSで組んだことない人ともトリオ組んでみたいので、お誘いお待ちしております。Xもやっていますのでよろしくお願いします。では。