リーシェナ赤ちゃん成長日記1日目 引退
こんばんは。今回はエボルヴフェスでアンバサダーチームのRiowhさん、渡辺さんが使って2人ともスーパー好成績を残していたリーシェナについてです。流石に勝ちすぎているのでこりゃ試すしかないってことでフェスから帰宅して即座にデッキをコピーして遊んでみました。遠征組がたまたまうちに泊まることになっていたのですぐ試せたのに感謝。しかも次の日にはchomeさんがいろんなデッキで相手してくれてさらに感謝です。ということで久々の赤ちゃん日記スタート。
アンバサダーチームがリーシェナを使って勝っていることは当日の会場内で話題になってました。正直自分は4/2/4のバニラなんて置けるわけなくね?くらいで普通にバカにしてたんですけどバカなのは自分だったらしい。さらに優勝のRiowhさんはギルネリーゼパッケージ採用、渡辺さんは樫本採用と方向性が違っていて、どっちも結果を残してるって凄すぎん?という印象。ということでフェス後にまずはギルネ入りのレシピをコピーして卵ビショと連戦。個人的に卵は今期のトップメタ候補だったんですが、それにめちゃめちゃ有利らしいと聞いてワクワクで回しました。
結果………3-12。なんで?
もちろん自分がリーシェナ初プレイってことでド下手くそなのはあるんですがそれにしても勝たなすぎです。普通にカードゲームの戦績じゃない。ということでリーシェナについて分析。
まずはリーシェナ置けなくね?問題。ここは飢餓の輝きの追加で実は結構置けるということがわかりました。先行でスナイプ、魔弾、輝きと構えることでリーシェナ安着に繋げられます。輝きの追加が凄くて、こいつのおかげでこの安着ルートの安定性がめちゃめちゃ上がってます。素直にすごい。ただし後攻はこのパターンにハマらない事も多かったので後攻はキツそうです。
で、悪いところはギルネリーゼが仕事しないことです。というか使徒が弱すぎる。本人の頭が3なのでエピタフや4/4が絡んだ面を綺麗に返せませんし、除去がくっつきやすいクラスとはいえ、くっつかなかった時に打点を飛ばした相手の頭が3上がるため投げられない場面もたまーにあります。
また、ギルネ本人も相手がギルネリーゼの効果を知ってるとまず生き物が横になってもらえません。エルフの象のように絶対横になってくれるクラスならまだしも、卵は殴った後爆発して面を空にしてくる等うまいことギルネリーゼをかわしてくるので対面が真面目だと本当に使えないタイミングばかりです。一応、精神統一等を採用しギルネケアに対する能動的に動ける札を追加することで多少緩和しましたがそれでも多少というところ。この辺は前期のイスラーフィールと同じで、バレると弱い典型ですしデッキの構成上どこかでギルネリーゼが入ってることがバレやすいのも残念ポイントでした。
そしてここが想定外ポイントだったんですが、リーシェナってゲームを伸ばして勝つデッキじゃなかったです。そもそもアーティファクトは毎ターン2点しか回復せず、打点も2点しかつまりません。なので回復でゲームを伸ばしていても悪戯にお互いのPPが伸びていき、相手のフィニッシャーの着地や高バリューな生き物の着地に近づいてしまってこちらの除去札のバリューが下がっていってしまいます(ここでいうバリューが下がるというのは、相手の生き物や展開に対して2対1交換等の不利なトレードを強いられることを指します)。そうなるとこちらのハンドが爆速で消化されて、リソース面で負けてしまいます。また、試してませんが超越やレオニダス、イージスといったような蓋系のカードに対抗できなさそうなのでうーんと言ったところ。
ということで、一旦ギルネリーゼを採用したゲームを引き伸ばす構成には見切りをつけて渡辺さんの樫本、リリエル採用の打点寄りのデッキを試しました。ただ、渡辺さんのリストは輝きが入っておらずリーシェナ安着が難しそうだったので輝きだけ採用して試運転。
まず、ギルネが抜けた事で使徒を抜くことができ、そこにリーシェナ安着のための札やアーティファクト設置後速やかに点を詰め切るカードを入れられました。相手のリーサルを見れるため後半のリソース不足問題もある程度は解消できましたが、とはいえ勝ち切る時にはハンドがカラカラです。改めて引き伸ばしてコントロールっていうのはかなり難しいなという印象。
樫本は強力でした。相手の生き物が横になっていないといけないというのはギルネと同じなのですが、フルパワーギルネが動き出す8PPよりも2ターン早く着地でき、相手視点としても縦置きでリーサルを狙いに行くには難しい時間帯に着地できます。4リーシェナ、5アーティファクト設置というテンポを犠牲にした動きの保証にもなっており、対面視点だとここで生き物を殴らずに縦置きは相当渋そうです。
リリエルは渡辺さんリストだと輝きが入っていないので強そうですが、輝きを積んだリストだと先3 でも輝き構えが優先されるので微妙かもという印象。ただ後半のリーサル札になったり、相手に卵進化を要求しつつ打点を吸う動きにはなるのでそこまで悪くは無さそうです。
ということでここで改めてリーシェナのデッキコンセプトを見直し。リーシェナは回復しつつのらりくらり2点ちくちくデッキではなく、回復で得たライフリソースを使って追加の1ターンを得て、そのターンを使って勝ち切るデッキだと思います。以上を踏まえてデッキ提出。
正直触って1日なんで嘘だらけだと思ってますけど初日の感想はこんな感じです。現状の課題として、上のレシピでもまだまだ打点の速度が緩くて蓋系に勝たなそうな事、雷撃を手から吐かなければいけないのでなかなかマーリンが5点出してくれず、ケツ5が重い事などがあります。何かいい案あれば教えてください。
とか言いながらで悪いんですが、自分は既にこのデッキを引退しかけてます。というのも、このデッキマジでロイヤルに勝たない、というかレオに勝たなすぎました。結局打点が緩いのでレオを回避できず、先行リーシェナ安着ルートからめちゃめちゃ綺麗にアーティファクトまで着地して、6PPまで無傷のままアーティファクト設置のミッションをクリアできたのにも関わらずレオにぐちゃぐちゃにされて負けました。簒奪ロイは今のところパワーも人口もあるのでロイにこんなに勝たないんじゃGP持ってけないよ〜と涙を流しています。ウマにもしっかり7センチ打たれると勝たなそうですし、リーシェナプロの方の知見が必要です。
ということで、記念すべき1日目にしておそらく最終回となるリーシェナ赤ちゃん日記でした。前期でギガキマを擦りまくっていた身としてはやっと本当に擦れるウィッチが来たと思ってたので涙が止まりません。GPまで時間があればいいのですが他にも試さなければいけないデッキもあるので天才リーシェナプレイヤーの皆さんにあとは任せました。でも卵には本当にやれそうなんで卵が最有力になったらあるのかなぁという感じです。Twitterもやっていますのでよろしくお願いします。では。
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