千葉GP Autumn 振り返り
こんにちは。千葉GPお疲れ様でした。3回目のGP参加となりましたが今回も運良くDay2へ。Day2進出率は100%なんですがいつも序盤で負けてドロップして悔しい思いをしていました。今回はなんとかベスト64に入れて喜んでいます。ということで簡単に戦績とリストを。
デレマス発売からGPまでに仕事が忙しくなってしまい、初期に握ったクール以外にデッキを探したり、練度を上げたりと言った時間が足りませんでした。選択肢としてはクールパッションもあったのですが、超越に勝たなそう過ぎてお蔵に。クールメタのデッキが多そうと読んでいたとはいえ、クールのデッキパワーと貫通力はしっかり感じていましたし、プレイもかなり簡単な方だと思っていたのでクールを握ることを決意。
ということでデッキの解説。と言ってもほとんどテンプレのクールで変わってるところは前川と小早川くらいかと思います。佐城と島村の進化の枚数を初日の朝まで迷ってましたが結局佐城を3回進化することもなかったし島村を3回進化させたいこともなかったです。とはいえ佐城に3回進化切ってるの弱すぎる気もするので島村で良かったかも。今回は前川と小早川に絞った解説。
全国のクールプレイヤーの皆さんが感じているはずの問題、クールミラーしょうもない問題についてです。クールミラーは構造上、先に殴られ始めた方が処理に回るしかない状況に陥りやすく、先に殴り始められるかどうかはマジでお互いの引きの運に依存します。で、既存のテンプレ的な構築のクール同士が同じレベルの引きでかち合った場合、基本的には先手側が展開をするのに対して後手がそれを処理する展開になりがちです。その結果お互い縦進行のゲームとなりやすいのですが、先手の方が先に岡崎神谷鷺沢を投げられる関係から縦の打点の貯めやすさは先手に分があり、先手は殴って詰めていくor縦で相手に面圧を掛けていくの選択ができるのに対して後手はなんとか処理を繰り返してマウントを取り返すしか選択肢が与えられないことが多いです。結果、後手がマウントを取り返すのは鷺沢島村EPまで起きにくいと考えています。
この現象に対してのアプローチとして、世間では相葉を積んで後手に寄せる、島村パッケージを大槻パッケージに変える等がありましたが、個人的にこのアプローチはミラー以外の超越やその他クールを意識した受けデッキに対しての貫通力が下がると思っていました。また、ミラーで受けるデッキにしても結局受けている間は打点が詰まらず、受け切ったと思ったところからの鷺沢や疾走の連打で負けのような展開もあり、そこも個人的にはマイナスポイント。そこで、貫通力を下げずにミラーの後手をなんとかしたいという感じでした。
ということで考えついた内容は、クール横進行理論でした。構築の変更は最低限にして、プレイを変えます。多少不利トレードとなっても踏ませるプレイをするという事を考えました。
前述の通り、クールミラーで縦進行を続けても受ける側に回ると基本的に良い事がなく、別に縦を取りやすいデッキなわけでもないのでどんどん縦打点が溜まって行きがちです。これを脱出するには横にするしかないんです。どちらかが横にすると、それに釣られて上踏みをし合うようになるため横進行が続き、お互いに面をリセットするカードが鷺沢までないため一度横進行になると基本的にはそのまま横進行が継続します。ビショップやウィッチは縦を取ることに長けていますが、打点がつまらないため面を放置されて縦進行に戻されやすいです。それに対してクールは適度に殴って行くと相手も顔を守るために上踏みをしてくれるようになり、なかなか縦に戻されることはありません。こうなると、お互いの処理要求が下がるため鷺沢までの時間稼ぎがしやすくなり、さらにこちらも横にした分打点が詰まっているため、面を取り返しても勝つまでにはまだ時間がかかるという事が減ります。マウントを取り返した後トップで解決される前に速やかに勝利することがしやすくなるのも魅力です。
この理論を実現するために必要なのは、上踏まれをうまく処理できるカード、上踏みで横進行にできるカードです。その結果が前川と小早川になりました。前川は上踏まれを処理しつつ打点を出せますし、小早川は相手の頭4に対して強引な上踏みタイミングを作って縦進行を無理やり横進行に変えやすいです。そして、何よりこの2枚は別に自分が攻めている側でも使えるカードなのでデッキの貫通力を減らしていません。ここが一番のポイント。
ということで、理論はできましたが時間が足りずに自信がそこまでないまま、まあ頑張るか〜くらいでGPへ望みました。結果は上の通り12-4で25位。オポが結構良かったのであと一勝あればワンチャンベスト8という所でしたが足りず。とは言え、初のベスト64嬉しいです。運がいいことに感謝。
ここからは各試合の振り返りを。
超越
超越対面に4-0で、うおおおお!クール超越はクールガン有利!!って感じですがこれ全部先行で置いた1生き物にスナイプ打たれてないだけです。ぶっちゃけ、クール超越ってここに試合の半分が詰まっていると思っていてここを乗り越えると後は何枚マーリンエンチャンター投げられても岡崎神谷鷺沢の暴力が通り続けて勝ちます。つまり運がいい。とは言え相葉や大槻で下手に受けに寄せてないから1ターン目の有利をそのまま勝ちに繋げられているのはあると思います。
クール超越以外
運が良すぎて大体フルムーブで殴りまくって勝ってます。卵2連戦は先2で前川置きが暗器使いを躱してゲーム終了。クールのデッキ強度は生半可なクール見てますデッキじゃ余裕で貫通しますね。コンビショにはスナイプ法典ハゲジャンヌジャンヌの前に昇天。
メイドクールパッション
メイドを荒木、大槻でぶん回すタイプのクールパッション。調整段階から不利だと思ってましたが相手が1.2パスだったので押し切れそうな展開になりつつもメイド荒木大槻が回り始めて打点が詰めきれず、運が良すぎて鷺沢2連打して流石に勝ったかと思ったところに8日野が直撃して負けました。おし〜。
クールミラー
Day2は鬼のミラー連戦でした。負けの2試合はどちらも速水岡崎神谷が1枚も引けずに1コスを無限に引く展開になってしまい、まあしょうがないかというところ。内一戦は割り切り顔プランがギリギリまで通ってトップ次第まで持ち込めましたが後一歩及ばすでした。勝ち試合は運良すぎて勝ってるのも有りますが踏ませる展開で勝ってる試合もあるのでまあ完全に間違いでは無さそうで良かったです。とは言え運がいい。
ということで、とにかく運がいい2日でした。カードパワーの上昇に伴い、特にミラーは運が大事になったな〜という感じです。最後のクールミラー2連敗が辛かった。
以上、千葉GPの振り返りでした。前回縦の記事を書いておきながら今回のGPはとにかく横にしまくってます。ベスト8入ったら有料note書けると聞いていたのですがまだ書けません。夢の印税生活までエボルヴ頑張ります。GPでコウというクールプレイヤーに運で轢かれたと思った方、ガチで運です。Xもやっていますのでよろしくお願いします。では。
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