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完璧を目指すのではなくバランスを保つ【自律神経をととのえる3メソッド】

今回は自律神経についてお話ししていきます。

心身を健康に保つためには、いかに神経のバランスを保つかがポイント。

知らず知らずのうちに、人間関係や生活習慣、考え方などでストレスを受けています。

これからご紹介していくことが、あなたの心身を守るためのヒントとなれば幸いです。

【自律神経とは?】

緊張とリラックスを司るのが自律神経です。
呼吸や血流、発汗など意識とは関係なく働きをコントロールしています。

交感神経(緊張の神経)と副交感神経(リラックスの神経)の2つから成り、この2つの神経がバランスを保つことで健康な状態が保たれます。

日中は交感神経が優位になり、夜は休息と回復に適した副交感神経が優位になります。

【乱れるとどうなるの?】


ストレスで不安や緊張状態が続くことで、自律神経は乱れます。それが原因で、めまいや倦怠感、冷え、不眠などにつながり体の不調が出てきます。放っておくと、うつ病の恐れも。

少し心身に違和感を感じたら、すぐに休息を取りましょう。早期の予防が、のちの病気を避ける一手です。

私の回りを見渡しても、みんな頑張りすぎ…

自分を癒せるのは自分。

どのような行動をとるかはすべてあなたの選択です。どうか「まずは自分を大切にする」ということを忘れないでください。

①入浴をする

最近ゆっくりお風呂に浸かりましたか?

入浴は自律神経を整える効果があります。
40℃前後のお湯に入り、全身の血流を巡らせることで日中に活発だった交感神経が穏やかになり、副交感神経が優位になります。

お湯に浸かりながら大きく深呼吸を数回するだけで、リラックスできるでしょう

入浴を習慣にするためにも、週に1度からでもいいので好きな香りの入浴剤を使って癒される日をつくってみましょう。

②睡眠をとる

睡眠は、脳内の疲労を取り除く時間です。
そのため、睡眠不足が続くと疲労が蓄積されると同時にホルモンバランスも乱れます。

現代人に言えることは、寝る2時間前にはスマホやPCは必ずOFF!

夜に分泌される眠りのホルモンである「メラトニン」が引っ込みます。SNSや動画を見るなどは朝や日中などにしましょう。

快眠に導く食べ物として、トリプトファンを摂ることがおすすめ。トリプトファンはタンパク質を多く含む食材に含有されています。

トリプトファンは「メラトニン」だけでなく、心を穏やかにする「セロトニン」の材料ともなります。
日中を穏やかに過ごすポイントにもなるので、食事のなかに取り入れる意識をすると◎

-トリプトファンを多く含む食材-
納豆、アーモンド、豆乳、バナナなど

健康も美容も1日にして手に入りません。
どれだけ栄養価の高いものを食べても、高級な美容液を使っても、質の良い睡眠(眠りから最初の3時間が特に重要)をとれなければ効果は出ません。

③マイコーピングをもつ

コーピングとは、「対処する」という意味です。
ストレスの観察と対処を繰り返すことで、適切にストレスに対応できるようになります。

簡単ですので一緒に取り組んでみましょう!
以下、4ステップをご紹介します。

-ステップ1-

まずは、できるだけたくさん「気晴らしになることをリストアップ」してください。
質より量を意識して、目標は100!

ポイントは、あまりお金がかからず、自分に害がなく、周りの人に迷惑にならない内容を書き出すこと。

おすすめは、A4のコピー用紙に思い付いたことを書き出していく方法です。まずは深く考えず、「過去にこれをしたら心がスッキリしたな」と感じた経験を書き出していきましょう。

例)机の上を掃除する、近所の商店街を散歩する、好きなカフェで読書する、旅行を妄想する、ハンドクリームを塗る など

-ステップ2-
作成したリストを持ち歩く

ストレスを感じたときに【ステップ1】で書き出したリストの中から、その場の状況に合わせた気晴らしを実行します。

紙でもスマホにメモするのでも◎
いつでもすぐに参考にできるようにしましょう。

-ステップ3-
ストレスを客観的に観察する

コーピングを行うときは、いま自分にどのようなストレスがかかっているのかを客観視し、どのようなストレス反応が出ているのか観察しましょう。

そうするうちに、ストレスに合わせた選び方により効果の高まる対処の仕方ができるようになります。

例えば、私であればSNSで欲しいものを見つけてしまった場合(もう似たものを持っているけど欲しい!)は、「筋トレをする」や「部屋をきれいにする」ことでスッキリして気持ちを切り替えられます。

-ステップ4-
抱える問題を正面から向き合う

コーピングは、ストレスを気晴らしで意識をそらすだけではなく「意識的な自分助け」のアプローチです。状況により、問題の根本と向き合い、解決していくことがベストな対策となります。

例えば、資格試験に合格したいのであれば、毎日1時間早起きして勉強時間に当てるなど。
気晴らしばかりしないで、本当にすべきことと向き合い乗り越えることも大切です。


いかがでしたでしょうか?

特にこのコロナ渦でマスク生活が長く続くと、知らぬ間に浅い呼吸が常態化してしまいます。

たまには深呼吸することも忘れずに。

それでは、またお会いしましょう😊

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