【質問箱】在宅鍼灸師は最後まで患者さんのアイデンティティを守り抜こう!
はじめまして。
素晴らしいご質問ありがとうございます。
わたしが意識しているのは
「患者さんのアイデンティティを最期の最期まで守り抜くこと」ですね。
在宅臨床では、
医療を「提供する側」「医療を提供される側」という関係になりやすく、患者さんからすると常にお世話をしてもらっていると、結果的にアイデンティティ・クライシス(自己同一性の喪失)に陥ってしまう恐れがあります。
私たちは、
「脳梗塞の〇〇さん」
「患者さん」
という言葉を当たり前のように使っていますが、
これって「患者さん=脳梗塞」と無意識に捉えてしまっているからこういった表現になってしまいますよね。
在宅では「脳梗塞を経験した〇〇さん」と捉えることで、
当たり前ですが人を人として向き合うことにも繋がるのではないかと考えています。
また、
おっしゃる通り在宅ではご家族との関わりもむちゃくちゃ大事ですよね!
わたしがとても大切にしているのは、治療の説明をする際はご本人だけでなく必ずご家族にも同様の説明をするようにしています。
同席していれば問題ないですが、
その場に同席していない場合には必ずご家族にも説明する時間を設けています。
在宅は患者さんの人生の集大成に関われる素晴らしい仕事だと思うので、心構えはとても大切ですよね。
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