ウェルネス施設の価値
沖縄県うるま市にミナギルコンディショニングルームというなんとも長い名前のウェルネス施設を作りました。施設といっても小さな家のような場所です。
住宅街に位置しており、散歩している方や通学している学生が通ります。
ミナギル コンディショニングルームの場所はココ
さて、コロナ禍でオープンしましたが、クライアントさんは少しづつ増えています。
自粛+対面(接客)サービスがもろに影響を受けていましたが、有難いことです。
今回は、本施設の運営から考える価値についてまとめています。
同業の理学療法士、トレーナーが起業や事業のブランディングに役立つものと考えています。
期間限定で公開させていただきその後は、クローズにしていこうと考えています。
あらためて気づいたこと
これは、いろいろとあるのですが、改めて気づいた点をお伝えします。
クライアントさんの特徴として
①みんな困っている
②どこに行って良いのかわからない
③定まっていない
というのがあります。
基本的には他に行ってみたけど良くなっていないから。というのが主な理由なのですが、このような方が潜在的に一定数存在していると考えています。
つまり、どこのに行っても良くならないし、何をしても良くならないし、どうしたら良いの?という状態です。
迷子といえばそうなのですが、このような環境を生み出している理由もわかっていて、そこはこらからも変わらないだろうなというのもあります。
逆に言うとそこがビジネス視点なのですが、コンテンツ(サービス)が良くなければ成功しません。
コンテンツ(サービス)を揃える
ミナギルコンディショニングルームでは5つのサービスを提供しています。
1.パーソナルトレーニング
2.鍼灸治療
3.整体
4.リハビリトレーニング
5.インソール
このサービスは、私たちが健康になるためのコンテンツとしてほとんどを網羅しています。
多くの場合、ひとつの事業を展開した方が良いというのがビジネス的な思考ではありますが、健康(ヘルスケア・ウェルネス)においては、そういう訳にはいきません。
多くのパーソナルトレーニング施設が、マッサージやケア、整体というサービスを提供しているように健康を支えるコンテンツは複雑に重なり合います。
また、それが私たちが健康になりたいとうニーズにマッチするのです。
複雑なニーズ【健康になりたい】
健康になりたいというのは複雑なニーズです。
健康は大きく分けると3つにわけることができます。
1.身体の健康
2.心の健康
3.社会的健康
これらはそれぞれが独立して存在するのではなく、それぞれが影響しています。(そもそも健康とは個々によって考え方が異なってくるふわっとした概念だと考えています。)
私たちが生きていく上では、少なからずこれからに影響があり、上手くコントロールすることが求められます。
そのため、どこに大きな影響があり、健康を損ねたときは3つの要素にアプローチする必要が出てくるのです。
痩せたい
痛みをとりたい
子どもを授かりたい
不安な気持ちをなんとかしたい
一見、繋がりがないものでも見えない部分で繋がっていることがあります。
そのため、ミナギルコンディショニングルームで提供しているコンテンツが必要になってくるのです。
価値とは
ミナギルコンディショニングルームの価値とは、個々が欲している健康を取り戻すことができるというものです。
当たり前やん!っと思うかもしれませんが、その当たり前を提供できないことが続いた方々がクライアントさんです。
そのクライアントさんひとりひとりに向き合いしっかりと価値を提供して行く。意外にこの世界はここが難しいのです。
ただコンテンツを揃えて提供するだけではダメで、情報支援も徹底的に行うことが求められます。
健康づくりは健康探しと私は考えています。
そのため、クライアントさんには健康を示すコンパス(情報や対処法、原因・理由など)を渡すようにしています。
長い間、健康の不安を持っていたクライアントさんにコンパスが渡るとどんどん元気になっています。
ここに辿り着くまでは知識と技術、そして伝え方をマスターする必要があります。
多くの労力とコストは掛かりますが、価値提供して行くことを考えると苦ではありません。
視点を変えると、そこまでやらないと自費サービスは展開できないと考えています。
多くのクライアントさんがこのような施設を待っています。自費サービスを展開している皆さん頑張って行きましょうね
今日はここまでです。
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