焦りのない土曜日#5
書類選考に落とされた土曜日であった。
なぜか、分からないがショックを感じていない。いつも通り昼過ぎからスタートする土曜日であった。洗濯をしようと思っていたが天気が良くないとのことで起きれなかったことへの罪悪感も感じない。
大学までは、努力が叶う世界だが就職活動は縁や運の要素が大きいと聞く。いつになったら私を受け入れてくれる会社に出会えるのだろうか。
今まで生きてきて思うのが何かをどうしても叶えたいと思ったことがない。結果として、中学・高校・大学と三度に渡る失敗をしてきた。親不孝にも程がある。そして、就活も危うい。いつまでたっても成長できない自分に腹が立つ。
自分で努力したと言う人はほとんどがしていない。それは自分で天井を決めているからだ、上には上がいる。歳を重ねるごとに能力の高い人たちに出会い自分の能力の無さに悲しくなる。
中途半端
何か突出して優れているわけでもなく、かと言って劣っているわけでもない。一番嫌だ。どちらの話も合わないのだ。孤独感を感じる。しかし、同じ能力の人に出会い満足すれば成長することはないだろう。しかし、肯定したい。自分が誇れる存在になりたい。そんなくだらないことを思いながらまた明日を迎える。
日曜日のお昼
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