治療101日目、第5クール17日目「親族や警察に面倒が、孤独死しない心がけ」
2024年11月24日(日)治療101日目、第5クール17日目、休薬3日目
朝7時起床。今日も家族とともに朝のルーチン、シャワー、洗濯、朝ごはん。11時出発で火葬場に向かわなければならない。相談の結果、葬儀は直葬とすることとした。直葬とは葬儀会社に遺体を安置してもらい、通夜、告別式をスキップして直接火葬場で葬儀を執り行うこと。火葬場ではご遺体との面会並びに焼香のみとなる。元々家族葬を予定しており両親も高齢で告別式などには出席しないとのことだったので、この手軽さはちょうどよい。
軽い昼食を摂って火葬場に向かう。郊外に位置する火葬場への移動のためレンタカーを借りている。13:30集合、14:00火葬。その間、兄との最後の面会。姉が定期的に兄のアパートを訪ねてはいたが、基本的に孤独死の為、警察の検死と死亡解剖は必要であったが、首周りの切り傷に疑念があり警察の判断により大学病院での司法解剖となってしまった。最終的に事件性なしの内因と診断されたものの、火葬まで一週間もの時間を要した。病院で亡くなったり医師と家族に看取られて亡くなった場合に比べ、孤独死は残された親族や警察に多大な面倒が発生する。孤独死はしないように心がけたいと思った。
兄との最後の面会後、骨になるまでの間姉と今後の打合せを行う。相続放棄の要件や、葬儀費用に関しての打合せ。相続放棄の為、携帯電話の解約と、アパートの解約手続きはしないことを申し合わせた。相続の意思のないことを示すためだ。
葬儀が終わり、レンタカーを返却して家に帰った。その後、夕食のため外出。会食という形で家族と献杯するため。それも終わり、一通りのことを済ませた安堵感に浸りつつ家に戻った。
今日は決められたことをしただけだが、滅多にないことなので精神的に疲れた。更に気温が低く寒い風がこたえたようで、頭痛と悪心の体内での勢力が拡大したように思える。無理はしてなくとも予定を詰めすぎたりすると具合が悪くなることを改めて学び、明日からの仕事に備えようと思う。