治療93日目、第5クール9日目「睡眠管理のおかげで頭痛悪心に悩まされず感謝」
2024年11月16日(土)治療93日目、第5クール9日目、カペシタビン9日目
朝7時起床。今日も妻が寝込んでいるので、私が本日最初の風呂場の使用者となる。シャワー後、すぐに洗濯物をセットし、朝食へ。今日は日中娘と映画を見に行く予定をしているため、早めの朝のルーチンである。
私がシャワーを浴びている最中に炊飯器のお粥を自分でセットするなど、妻の容体は回復に向かっているようだ。詳しく話を聞くと、先日息子の大学祭に行った際に購入した生菓子を体調が急変する日のお昼頃に食べたとのこと。地元のこだわり洋菓子店が提供するご当地名産が織り交ぜてあるヌガーのようなおしゃれなチョコなのだが、賞味期限が短く冷蔵庫で半冷凍してあったものを賞味期限を超えて食べた様子。食べた時間が急激な腹痛の6時間前らしいので、食中毒の疑いが非常に大きくなった。しかも容体が安定したきっかけが、吐いた事のようなので疑惑は限りなく深い。今となってはそれを証明する術もないが。
元気になりつつあるが、外出は困難な妻を一人残して娘と映画館へ向かう。ショッピングモール内に出展している映画館で、館内の複数のシアターで複数の映画を上映できるスタイルのもの。そこで前から気になっていた「侍タイムスリッパー」を見た。コメディ化と思いきや、年配の私には心に響くものがあり始終目頭を熱くさせる場面があった。行ってよかった。
映画の帰りにショッピングモールで昼食と買い物を済ませ家路につく。妻に連絡し、買い物を問い合わせたところ、一昨日娘が大量に作っておいてくれたスープのおかげで食料品の買い物を回避できるとのこと。日が落ちてすぐに帰宅でき、ゆっくりできたことに感謝したい。
抗がん剤治療を始めてから、初めての映画とショッピングであったが睡眠管理のおかげで体調も良く頭痛と悪心に悩まされず楽しめたことに感謝したい。これが単なるラッキーなのか、
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