
治療190日目、経過観察43日目「医療費窓口負担が70万円近く、命を守るため」
2025年2月21日(金)治療190日目、経過観察43日目
朝8時起床。シャワーを浴び、洗濯と朝ご飯。いつもと変わらぬ朝を迎える。健康のために、決められた素材で作られたものしか食べない私や妻に対して、娘は不満があるようだ。いわゆる、健康的な日本食を朝から食べたいと言ってきた。日本的な朝ご飯と言えば、白米のご飯、お味噌汁、焼き魚かだし巻き卵、お新香、納豆、などなど。昼食にはそれらしいものを食べているが、朝からでないとエンジンがかからないらしい。
問題は誰が作るか、なのである。朝昼晩の3食日本食を作れるほど、現代人には時間が無い。というか、それができる人に対しては尊敬しかない。私たちの親の世代は調理家電もなく、自分でやるしかないのでいっそう大変だったと思われる。その苦労から解放すべきだと思うが、いかがだろう。
手作りのものを食べたかったようなので、野菜炒め用のカット野菜でスープをつくってあげた。ニンニクをオリーブオイルで炒め、そこにキャベツなどの野菜を投入していく。ほどよく色づいたところで中華スープで味を調える。味が薄いと言われたが、おおむね好評だったようである。
そのお礼かどうかわからないが、娘が夕食にスープを大量に作ってくれた。娘はジャガイモが大好きなので、とろとろのジャガイモとカブ、人参がゴロゴロしているポトフ風のスープであった。付け合わせに頂く、チーズパンが食欲をそそる。まだまだ底冷えがするので、夜は暖かいものが体に嬉しい。
時間があるときに進めていた確定申告だが、やっと終わりが見えてきた。入力すべき項目は90%ぐらい終了したと思う。それが終われば、e-Taxに転記して送信ができるはずだ。改めて2024年の医療費窓口負担が70万円近くだった事に何とも言えない気持ちになった。ステージIIIbの癌治療で、これは安いのか高いのか。もちろん命を守るための値段としては安いに決まっている。