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治療135日目、第7クール9日目「もっと自分を大切に。ありがとう猫ちゃん達」

2024年12月28日(土)治療135日目、第7クール9日目、カペシタビン9日目

 朝7時起床。今日は家族でちょっと遠くにある保護猫施設を訪れることになっている。半年に一回のペースで訪れているが、前回30分程度しかいられなかったためリベンジ。自宅から徒歩3分のイエローハットでレンタカーを借り、いざ出発。

 今日が帰省のピークとの報道のわりに、下りの高速道路に渋滞は無かった。一時間程度走ったのち、高速を降りる。そこからさらに一般道を走らなくてはならない。見慣れた道なのでナビゲーションは必要ないが、念のため設定しておいた。

 現地へ着くと施設の窓から沢山の猫たちが思い思いの表情で出迎えてくれる。産まれたばかりの子猫から老猫までいるので退屈しない。今日は年末休みの初日のためか、お客さんがたくさんおり盛況だった様子。お気に入りの猫ちゃんをなでたり、抱っこしたりして癒しの時間を満喫する。この施設は猫たちの部屋をYoutubeでライブ配信しており、その配信を私たちはパソコンでいつも見ている。そのためお気に入りの猫に会えるのが楽しみなのである。推し猫たちである。

 実際に会ってみると、想像していた様子と違う場合が多く驚きがある。想像より大人しかったり、逆にやんちゃだったりするのである。ライブでは人を避ける様子を見せている猫が甘えて来たりすると、何故か感激し嬉しくなり癒される。生き物との触れ合いは、生きる喜びに満ちていると感じる。

 猫たちは私が癌であることなどお構いなしだ。自分たちのことを一番に考えて毛づくろいを入念に行う。そういう猫たちを見ていて、反省させられることもしばしば。現代社会の人間は、もっと自分を大切にするべきなのだと気づかされる。ありがとう猫ちゃん達。


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