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治療136日目、第7クール10日目「手足症候群などはカペシタビン影響が支配的」

2024年12月29日(日)治療136日目、第7クール10日目、カペシタビン10日目

 朝8時起床。今日は妻の兄が来家する予定。息子も帰ってきたので、親しい親族のみで遅いクリスマスパーティーを開く予定である。妻の兄は英会話スクールで講師をしている。週休二日制ではあるが、英会話スクールだけの収入だと厳しいらしく、家庭教師もしているらしい。この家庭教師は結構いい収入になるらしい。教え方が上手く、これまで教えてきた学生はその殆どが希望の学校に入っているらしい。医者等の裕福な家庭を中心に教えており、謝礼金だけで数十万をもらうこともあるとか。羨ましい。

 午前11時頃に義兄が来たのでコーヒーでもてなす。お昼はクリスマス恒例のチキンのもも肉一本丸ごと焼いたやつ。これを5本焼く。たっぷりの玉ねぎと、オリーブ、スパイスなどを使い、フライパンごとオーブンに投入。約一時間で出来る。このチキンはクリスマスの時にしか作らない。義兄は初めて食べたが、美味しいと言ってくれた。レシピはとあるドイツ人のおばあちゃんから頂いたもので、その娘さんが日本語に翻訳してくれた。我が家でも貴重なレシピとなっている。

 義兄と色々な話をする中で、抗がん剤治療の話になり、彼が働いている英語学校の生徒さんにも同じような境遇の方々がいるらしい。治療を続けながら英会話スクールに通っていることに衝撃を受けた。私など在宅勤務に甘んじ、外出すらままならないのに頑張る人がいるということに感銘すらあった。人間の可能性は無限である。

 今日は午後から具合が若干悪くなったが、2回目のカペシタビンを飲んだあたりから気分の悪さは無くなってきた。もしかするとオキサリプラチンの影響が少なくなってきたからかもしれない。ただ、手足のシビレ、味覚異常などは全くよくなっていない。これらを勘案すると、頭痛と悪心はオキサリプラチンで発現し、手足症候群などはカペシタビンの影響が支配的かもしれないと感じた。来年1月で8クール目を迎え抗がん剤治療を一旦終えるが、その後の副作用からの回復が気になる今日この頃である。

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