治療97日目、第5クール13日目「この状態でコロナに。思うだけで寒気がする」
2024年11月20日(水)治療97日目、第5クール13日目、カペシタビン13日目
朝7時30分起床。恒例となった、妻の後のシャワー。洗濯、朝食とルーチンを進めるが、若干体が重い。昨日19時30分に兄の遺体を引き取りに警察署に赴いたため家に着くのが21時過ぎになってしまったからだ。大学病院での司法解剖の結果、犯罪性のある外因ではなく内因であると結論付けた模様。驚いたことに兄はコロナ陽性であった。そのため死因は「コロナによる脱水症状による影響が主原因」とのことだった。元々脳溢血と高血圧による四肢の麻痺と言語障害等があったので、それが原因と思っていたがそうではなかった。
今日も仕事はお休みして、葬儀対応を行う。昨日出来たのは、水道の解約、電気の解約。出来なかったのは、携帯電話の解約とアパートの解約。携帯電話の解約は、契約している携帯会社の窓口で、解約申請書、死亡検案書、契約者本人の身分証明書と代理人の身分証明書が必要とのこと。死亡検案書の発行がまだなのでそれを葬儀会社から貰ってからの対応となる。アパートの解約は原則契約者本人からの受付が必要なので、相続人からの申請が必要とのこと。相続人の確認のため出生から亡くなるまでの戸籍の記載のある戸籍謄本が必要とのこと。
退去のため、兄の部屋に残存する荷物の処分とクリーニングを行うため業者に見積もりを依頼していた。業者とは見積もりの為、立ち合いの元部屋の内見に来てもらう予定だったがアパートの管理会社曰く、退去人がクリーニングして引き渡ししても、その後管理会社によって再度クロスの張替え等クリーニングは別途行うとのこと。それでは二度手間になってしまうため、アパートの管理会社が指定する業者に一括でやってもらうことにした。
忙しくしているせいか、副作用は思いのほか落ち着いている。昨日の悪寒はヒートショックによるもののようだ。兄の死因を受けてコロナも疑ったが、幸い熱は出ていない。この状態でコロナに罹ったらどうなるのだろう。そう思うだけで寒気がする。