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治療197日目、経過観察50日目「苦しみが長いほど治療を嫌になってしまう」

2025年2月28日(金)治療197日目、経過観察50日目

 朝8時起床。部屋から出てトイレに行くついでに窓を見る。今日も外は快晴。今週一週間そうだった。悪い気持ちはしない。

 今日は午前中の早い時間にお客さんとの会議があるので少々忙しい。シャワーを浴び、朝食を食べながら急いで洗濯をする。昨日、昼ごはんのおかずとしてスーパーでメンチカツを買ったのだが、温めるためにお皿に移そうと箸でつかんだところ上手くいかず落としてしまいズボンとシャツを汚してしまった。悪いことに揚げたてだったため、油がびっしりとついてしまったのである。洗濯のし甲斐があるというものだ。

 分単位で朝食をすますと、すぐ会議。私の偏見ではあるが、朝の会議のいいところは皆頭が余り回っていない事。よく朝の仕事は効率がいいというが、それは人それぞれで、これまで私が経験した中では会議など大勢で何かをやる場合、朝は適当な結論が出る場合が多い。もしかして私が思っているだけ?

 今日も例にもれず、お客さんとの会議だったが余り揉めず、すんなり終わった。事前の準備が良かったせいもあるが、やはりあまり頭が回っていないのではないか。特に若い人は夜が遅いだろうからその傾向が強いと思われる。そのため、意味のある会議にするにはお昼直前か、昼食後2時間程度経った後がよさそうだ。もちろん職場にもよるけれども。

 夕方には久しぶりに歯科治療の予約を入れた。抗がん剤治療を行う前に、一本治療中の歯があり抗がん剤のため、カバーを被せたままにしてあったのだ。歯科治療は痛みを伴うが、一瞬なので抗がん剤治療と比べると楽だ。抗がん剤治療によって、苦しみが長いほど治療を嫌になってしまうという事が分かった。これまで様々な治療を行ってきたが、それらは比較的楽なものだったという認識に変わり、その点でも抗がん剤治療のありがたみを沁みじみと感じるのであった。

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