治療114日目、第6クール9日目「悪化しないことを神と自身の体に祈るばかり」
2024年12月7日(土)治療114日目、第6クール9日目、カペシタビン9日目
朝8時起床。今日も朝方3時ごろに、右足脛部分の発疹が痒く起きてしまった。よく見るとカサカサしており乾燥肌になっている模様。今回の抗がん剤治療で副作用対策としてもらった手足症候群対策用の塗り薬であるヘパリンクリームを塗って様子を見る。かゆみが止まるまで一時間ほど待ち、その後再度就寝。あまりよく寝た気はしないが、致し方ない。
午前中は特に用事もなく、のんびりと過ごしたが正午頃に実家から電話。姉から昨日速達で送られた、相続放棄に関連する一連の書類についての件だ。中身を説明し、申述書以外に何が必要かを確認する。来週兄の除籍が戸籍に反映されるということで来週必要書類をそろえて地方裁判所の担当支部に申請することにした。早い方がいいので、良かった。
午後は家族3人で買い物に出かける。今日は私の調子が思ったより良く、不安ではあったが朝方の状態が継続しており頭痛と悪心が酷くならなかったので決断ができた。近くのお気に入りのお店に買い物に出かける。目的はクリスマスのお菓子を買いに行くこと。スーパーだと日本の製菓会社が出しているクリスマス向けのお菓子が並んでいるが、大抵子供向けなのでお茶に合わない。欧州系のスパイスの効いたものが欲しい。結局目的のものは見つからず、KALDIのお世話になることにした。
抗がん剤に慣れてきたのか、副作用に対処できる過ごし方を私自身が学んだのか、正確な事実は不明だが、明らかに点滴後の様子が改善されている。点滴後一週間で、最も恐れるべき頭痛と悪心が抑えられているように感じる。これはいい事だと思う。ありがたい。今クールはまだ2週間あるが、症状が悪化しないことを神と自身の体に祈るばかりだ。