治療166日目、経過観察19日目「便意がきたら中身が無くとも腸液が出てくる」
2025年1月28日(火)治療166日目、経過観察19日目
朝8時起床。目覚めの良い朝を迎える。今日は妻が10時からレディース検診があるというので早くからシャワーに入っている。シャワーの音をベッドの中で聞きながら起きるタイミングを計る。オキサリプラチン点滴をしていた頃は起きるのが辛く、葛藤があったが今は無い。むしろ早く起きた方が得という気持ちがあるので、スッと布団から出ることができる。嬉しい事だ。
シャワーを浴び、食事。今日は朝早くから会議があるので、洗濯の時間をずらした。会議中に洗濯物が終わってしまうと、会議の終了を待ってから干すので放置する時間ができる。放置する時間にしたがって洗濯物のしわがとれなくなるので、終わったらすぐ干したいからだ。過去シャツをそのまま放置してしまったことがある。私はO型なので構わないが、A型の妻には耐えられないらしい。
健診から妻が帰ってきて昼ご飯を食べる。健診の様子を聞くと、初めての胃カメラが辛かったとのこと。口からではなく鼻から入れるタイプで、事前の説明では口から入れるより楽と聞いていたとのこと。確かに入れるときは楽だが、ずんずん進んでいくうちに辛くなったそう。特に胃に到達して空気を入れられたときの吐き気は耐えがたかったと言っていた。
話の流れで、大腸内視鏡の話になった。どっちが楽か、という話になり入れた時の痛さと苦しさでいえば胃カメラが辛いが、事前準備は大腸内視鏡の方が大変と答えた。胃カメラは朝食を食べない程度で済むが、大腸内視鏡は腸を綺麗にするために1日かかり、且つそのまま排便が続くので、自宅で準備する際病院が近くにないと移動時に大変だからだ。移動中に便意がきたら、中身が無くとも腸液が出てくるので辛いし、とっても嫌な気分になる。私は過去、そのために妻の生理用品を拝借したことがある。結論から言うと、胃カメラ、大腸内視鏡、どっちも辛いのである。
CTの検査結果まであと3日。この年になって指折り数えるイベントがあることが、嬉しいやら、悲しいやらで、複雑な気持ちである。