
治療164日目、経過観察17日目「リスクのある作業を副作用がある中で進める」
2025年1月26日(日)治療164日目、経過観察17日目
朝8時30分起床。今日は久しぶりに私の実家に行く予定にしている。娘が高齢の私の両親を気にかけており、様子を見に行きたいとのこと。私も付いて行くことにした。
シャワー、朝食を済ませ、洗濯物を干す。一連の流れを軽快にこなしながら娘を見ると、とても眠そうである。昨晩何故か一睡もできなかったとのこと。そういえば、朝の5時頃からお風呂に入る音が聞こえた。娘だったらしい。
朝食を終えた後、余りの眠さに娘はソファーで熟睡。その後彼女は午後まで起きることは無かった。そのため実家へ行く計画は来週へ先延ばしとなった。先日から花粉症の影響らしく体調が悪い様子の娘に無理をさせる必要は無いとの判断である。
午後から昨年度分の確定申告の準備を進める。副業により昨年個人事業主として開業しているため、今年の確定申告は青色となる。手続き書類が白色と比較し煩雑なので、その準備をしなくてはならない。まずは会計ソフトの会社が提供しているハウツー動画を見ることから始めた。どんなものが経費になるか、とてもためになった。特に家事按分と、開業費の計上の仕方については知らないと確実に間違った経費計上になってしまうと感じた。
抗がん剤治療によって、個人事業主としての活動は一時的に休止してはいるが、確定申告はしなければならない。この時期に抗がん剤治療、特にオキサリプラチン点滴が重ならなかった事は幸運であると言わざるを得ない。確定申告自体初めてではないが、あれほど複雑で、頭がはっきりしていないと計上ミスにより税金が戻ってこないというリスクのある作業を副作用がある中で進めるのは、大切なお金に対して申し訳ない事と感じたからである。