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第1クール2日目「退院。薬剤師から処方される薬剤についての指導をされた」

2024年8月17日(土)入院3日目、治療2日目、カペシタビン服用2日目、退院

 今日は退院日。昨日「退院療養計画書」を渡された。次回外来の計画と、退院後の療養上の注意点のみ記述があった。食事について、良く嚙んで食べる以外の注意点は無かった。その代わり、薬剤師から処方される薬剤についての指導があった。


  • カペシタビン錠300mg: 朝6錠、夕6錠、直接触らないこと

  • アプレピタントカプセル80mg: 2日目、3日目の朝1錠づつ

  • メトクロプラミド錠5mg: 嘔気がある時のみ、3時間空けて1日3回まで

  • ヘパリン類似物質油性クリーム0.3%「ニプロ」25g: 1日2回手裏表および足裏に塗布

  • アプレピタントカプセル125mg: 次回外来時に持参。点滴前に服用

 8時に朝ご飯を食べ、2回目のカペシタビン錠と、アプレピタントカプセル80mgを服用。その後副作用の経過を観察したが、特に大きな変化なし。一つだけ新しい発見は、眼球裏が一時的にしびれたこと。眼球のみで上方を見ようとした際にそうなった。それきり症状は現れない。排便回数が極端に減ってしまったのは気になるが。

 手足の冷感反応と、左足のしびれ、口内炎(数日前に噛んでしまった唇)を残し、そのほかの症状(のどの違和感、息苦しい、鼻水)は軽くなっている気がする。また会社で予期せぬ段差での踏み違えで関節を伸ばしてしまったことによる左足膝の炎症がなかなか良くならないような気がしてきた。無理しないようにしなければ。

 この様に、化学療法を受ける前にケガなどをすると治りにくいので注意が必要と感じた。虫歯を直してから始めるべきとの記述はあるが、その他のケガなども注意喚起が必要だろう。
 
 さて、その後の経過も順調なので10:00に退院した。10:30頃家族が迎えに来たので一緒に帰った。途中食堂で昼食を取り、たくさんの観光客を尻目に帰途につく。早く家でのんびりしたい。

 家に帰って、久々に家族団らん。汗を掻いてしまったため、帰宅早々自分の物だけ洗濯機にかける。家族と一緒に洗うのを避けるため。夕食は鶏肉、長ネギ、まいたけのつけ麺うどん。材料の下ごしらえだけ家内に手伝ってもらい、味付けは私の担当。食事の準備には手袋とマスクをした。用心のため。

 歯磨き用のコップは自分専用のものを使う。手袋をしてそのコップにカペシタビンを入れ、服用してから同じコップで水を飲んだ。そのまま歯磨きして、使ったコップはよく水洗いし食洗機にかけた。このルーチンで明日の朝から同じコップを自分専用として使う予定。

相変わらず副作用はあるが、全て軽度なもので、生活上は全く支障がない。ラッキー。

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