
治療199日目、経過観察52日目「筋肉の衰えに恐怖心。体の使い方を考え直す」
2025年3月2日(日)治療199日目、経過観察52日目
朝8時起床。寝床から這い出し、欠伸をしながら機械的に窓の外を見る。カーテンの隙間から太陽光が差し込んでおらず、若干暗さを感じることで曇りだと認識する。午後から雨か?疑問を解決するため、スマホの天気予報を開く。今日は20度を超える暖かさになり、午後からは晴れ。外で干せることを知り、洗濯乾燥モードを洗濯だけモードにしてスイッチオン。
日曜日なので朝食もゆっくり摂ることにした。用意したのは何時もの人参大豆ヨーグルトバナナ添えと、フランス製のクッキーであるガレット。豆乳ラテを飲みながらいつもの倍の時間で頂く。塩味とバターの風味が十分に効いたガレットは硬く粒子が大きい。そのためか、ビスケットのように角が丸くならず、切片も鋭いため舌や頬に突き刺さる、痛い食べ物なのである。そのため時間をかける必要があるのだった。
娘が時間をかけてスープを作ってくれるというので、その間私と妻は外出し昼食を摂りに出かけた。隣町にあるイオンに新しいベトナム料理の店がオープンしたらしい。抗がん剤治療以来、お米や魚が食べられずパスタかフォーがソウルフードになってしまったので、その知らせは気になっていた。早速行ってみた。
私が頼んだのは、鶏肉フォーとバインミーのセット。スープはあっさりしており、半透明でハーブが効いてスパイシー。それでありながら辛さが喉にやさしく、後を引くことは無い爽やかさであった。付け合わせにベトナム風鶏のから揚げと豆をつぶした甘いデザートが付いていた。バインミーの中身は豚肉だと思うが、若干中東系の味付けがケバブを連想させた。お肉がこんがりしており、美味しい。
昼食から戻り、歩数を確認すると約一万歩。さすがに疲れたが、最近エアロビを始めた妻を見習い、運動の計画を立てたい。手足のシビレが治まってから始めよう、と考えていたが元運動部としては筋肉の衰えに恐怖心があるからだ。結果的に今日の昼食兼散歩は時間と体の使い方を考え直すきっかけになり、良かったと思う。