治療167日目、経過観察20日目「副作用は続く。いつまでなのか神のみぞ知る」
2025年1月29日(水)治療167日目、経過観察20日目
朝8時起床。寝起きは良いが、今日は気分がちょっとすぐれない。喉に若干違和感があるし、ちょっとふらつく。花粉症か?一日中家の中で過ごし、お昼のおかずだけ隣のスーパーに買い物に行くという生活なのに花粉症になってしまうとは。恐るべし。朝食を食べ、洗濯をするなど、日常作業で体を動かしているうちに良くなった。何だったのだろう。
ほぼ毎日隣のスーパーにお惣菜を買いに行く。妻に合わせて、鮭の塩焼きを食べていたが、抗がん剤の副作用による味覚異常と臭覚過敏で断念。最近は揚げ物しか食べられず、コロッケがお気に入り。コレステロールを気にし、揚げ物を食べなくなっていた過去の自分では考えられない。抗がん剤は嗜好も変えてしまうので、周りから見たら別人と思われることも少なくないだろう。
この様に私の食の趣向が変わってしまい、買い置きしておいたにもかかわらず食べなくなったものが幾つかある。隣のスーパーは市と連携してフードバンクの箱が置いてある。最近そこに食べなくなったものを入れるのが日課となりつつある。賞味期限切れで捨てるより、誰かに食べてもらう方がはるかに賢いからだ。おかげで捨てるときに感じる、食料品への申し訳なさや、自分自身のふがいなさを感じることがなくなった。
まだまだ副作用は続く。抗がん剤を中止し、経過観察20日を過ぎるがお勝様子はない。手先足先のシビレは相変わらず。指先のむくみも活発だ。特に今日は、むくみが酷い。自分の指同士でこすってみると、パンパンなのがわかる。キーボードが打てないほどではないが、指先が氷を触っているような鋭く細かい痛みに覆われている。いつまでなのか。神のみぞ知る、なのである。