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運動好きな子を育てるための3つのポイント

日本初となるU-12専属プロフィジカルコーチ 鎌田豊が、『運動好きな子を育てるための3つのポイント』についてまとめました。


これからの日本を背負う子供たちに必要なのは、『心身ともに健康な身体づくり』です。

『健康な身体』をつくるためには、

【適度な運動】
【バランスのとれた栄養】
【しっかりとした休養】
が大切です。

その中でも【運動】に注目し、どうしたら『運動好きな子が育つ』のか? 2歳児から12歳という年代に的を絞り、『運動好きな子を育てるための3つのポイント』 を解説していきます。

1.運動はするものではなく、運動は楽しむもの!!

 健康な身体をつくためには、『運動』が最も大切です。しかし、すべての子どもたちが運動を好きなわけではありません。そこで、運動好きな子を育てるためには、『運動をする』のではなく、『運動を楽しむ』という思考を鍛えることです。
『運動を楽しむ』ためには、まず『好きなスポーツをみつける』ことです。

 小学生であれば、サッカーや野球、武道。運動が苦手であればニュースポーツでも大丈夫です。もちろんウォーキングでもジョギングでも何でもいいんです。現在、大人のためのサッカースクールをしていますが、そこでも『子供がサッカーを始めたので私も始めました。』というお父さんがいます。それでいいんです!無理なく自分がやりたいというスポーツを自分のペースで楽しむことが『生涯スポーツ』や『健康』への第一歩です。

 次に、『好きなスポーツ』 がみつけられたら、『続けること』が大切です。1日1回や1週間に1回、1ヶ月に1回でもいいんです!子供達は幼少期から色んなスポーツに触れ合い、さまざまな経験を通して脳が活性化し、神経機能が成長していきます。最近では、幼児期から運動の基本となる『走る』ことがとても重要だと言われています。子どもが元気よく、いっぱい走り回ることのできる環境を準備してあげましょう。またトップレベルの選手達は幼い頃から色んなスポーツに触れ、多様な動きを習得しています。

サッカーをする上で、良いスポーツや習い事といえば、

【器械体操】コーディネーション能力を高めます。
【水泳】 全身の身のこなしや心肺機能も高まります。
【そろばん】【ピアノ】眼のトレーニングに有効と言われています。


2.子どもと一緒に楽しむこと!!

 子どもが運動に興味を持ち始めたら、こっちのものです。そのときに大切なことは、親が必ず『一緒に楽しむこと』です。親が楽しんでいれば自然と子どもも楽しい気分になります。ただ指示を出すのではなく、一緒に楽しんで『運動が好きな子』を育てていきましょう!幼児体育教室では、コーチが子どもと一緒に楽しみ、保護者の方も一緒に楽しむことを大切にしています。親が笑えば、子どもも笑います。

親の笑顔は子どものやる気を育てます。

 私が体育教師をしていたときの出来事です。運動が得意ではない子どもからこんな質問をされました。『先生、なんで体育は色んな運動をしなければならないのですか?』 この質問には『運動の義務化』や『運動拒否反応』が起こっていると思いました。


だから私は、
『すべての運動にはそれぞれの楽しさがあり、それを伝えるのが体育なんだ。』 

(例えば、陸上ではタイムが縮まったり、距離が伸びたりする楽しみ。柔道では新しい技が決まる楽しさ。球技では仲間とともに協力し、勝つことの楽しさ等)

子どもは首をかしげ、うーんという顔をしますが、

『だから、皆にその楽しさを一つ一つ伝えるから一緒に楽しもうじゃないか。』

と私自身も子どもたちと楽しむことで運動の楽しさを伝えていきました。 学校には運動が得意な子もいれば、苦手な子もいます。球技は好きだけと、陸上は嫌い。だからこそ、生徒一人ひとりをよく理解し、それぞれの到達度に応じた課題設定が体育ではとても重要です。そしてなによりも、『一緒に楽しみ、喜び、笑い』ともに心を分かち合うここが運動好きになる第一歩です。

 小さなことからコツコツと【できた】【やった】の達成感をともに味わっていきましょう!


3.運動のしすぎに注意!!

運動のしすぎは、怪我につながります。

 現在、怪我に悩まされている小学生の多くは運動のしすぎによるものです。 怪我をしにくい身体づくりをするためにも【しっかりとした休養】が大切です。

朝から夜中まで練習をしていると小さな身体には大きな負担がかかります。特に膝や足首に過度な負担をかけてしまうと、オスグット病や足関節痛に悩まされます。また運動好きな子どもが突然、『燃え尽き症候群』になってしまい運動を止めてしまうことがあります。子どもの疲れが目に見えて分かるときは、必ず休ませてください。

冒頭でも述べましたが、健康なからだをつくるためには、
【適度な運動】
【バランスのとれた栄養】だけでなく
【しっかりとした休養】
が大切です。


U-12専属プロフィジカルコーチ

鎌田豊

【所属】
○鎌田豊公式オフィシャルサイト

http://kamatayutaka.fem.jp


○ワセダJFC代表兼監督『小学生サッカーチーム』

http://waseda-jfc.jp/


○国分寺キッズアカデミー『かけっこ&サッカークラス』

http://kokubunji-kidsacademy.com/

【資格】

アジアサッカー連盟公認フィットネスライセンス レベル1(アジアで初となるサッカーに特化したフィジカルコーチライセンス)

日本サッカー協会公認A級U-12コーチライセンス

日本サッカー協会公認Gk-LEVEL1コーチライセンス

中学高等学校保健体育第一種免許

スプリントコーチ

バルシューレ指導者C級

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