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アメリカと日本のスタバの店員さんのちがい
みなさん、こんにちは。
日本に帰ってきて1年ほど経ち、僕の精神はいい意味で緩みまくっています。
なんだか日本にいると安心できるのです。日本はいろんなものが理路整然としているので僕の性格に合っているのだと思います。
日本はサービスも細かいところまで配慮されていて、心地いいですね。
もちろん、丁寧すぎて違和感を覚えることがないわけではないのですが。
海外から日本に来た人が驚くことに日本の接客レベルの高さがありますよね。
確かに、海外では考えられないような丁寧な対応をしてくれます。
アメリカにはチップという制度がありますが、スタッフの人は初めからチップはもらえるものと思っているので、そのためにいいサービスをしようというモチベーションは意外にないのではないかと思います。
僕は高級なホテルやレストランには行ったことがないので、高級なサービスがどうなのかはわかりませんが。
チップをもらっていてもそんなかんじなので、チップがないところはもっと適当です。
例えば、スーパーでは店員同士がおしゃべりしていて客が待たされるなんてことは日常茶飯事です。
アメリカには客こそが優先という考えはあまりないと思うので、スタッフを責めることはできませんね。
それが普通なのだと思います。
日本もそれくらいラフな方がいいのかもしれません。
レストランやカフェは席に座ってサービスをしてもらったらチップを支払いますが、セルフサービスの店ではチップは支払う必要がありません。
たまに、レジの前にチップジャーという入れ物があり、小銭や少額紙幣が入っていることがありますが、これは募金箱ではなく任意のチップ入れです。
僕はフレンドリーな店員さんだった場合などはセルフサービスの店でもチップを入れていました。
ちなみにスタバはセルフサービスなのでチップはいりません。
以前も話したことがあるのですが、日本とちがってNYではスタバはおしゃれカフェではありません。
NYのチェーンのカフェといえばスタバくらいしかなく、マクドナルドとあまり扱いが変わらないというのが僕の印象です。
日本のスタバの店員さんはいったいどんなに高度なトレーニングを受けているのだろうかというくらい丁寧な接客をしてくだしますが、アメリカではみんながそうではありません。
日本のマクドナルドの店員さんの方が何百倍も丁寧な接客をしてくれる可能性の方が高いかなと思います。
僕が一度、学校の近くのスタバに行って注文をした飲み物をカウンターのすぐ近くで待っていました。
そしたら、僕のドリンクができたので、「それ、僕の!」と言ったのですが、スタッフさんはその場でドリンクを持ったまま。
???
と思っていたら、
「ここまで取りに来て!」
とスタッフさん。
いや、数歩の距離だし持ってきてよ!笑 と思ったのですが、そもそもこれこそが日本で培った「店員さんにやってもらって当然」マインドだったかもしれません。
僕こそ数歩の距離だったので取りに行きました。
どうせ5秒もかかりませんし、そのあと僕はそれを持って席まで歩くのですから。
日本の常識は世界の常識ではない。
当たり前のことで頭でわかっていても、実際、こんなことがないといかに自分が日本基準で生きているかに気づけないことがあるのですね。
とてもいい学びになりました。