ティムクラ奮闘記~TC大阪ガチコマ優勝~
そう。
湘北は陵南に勝ち、
ゴリと木暮は引退が伸びたのだ。
みなさんこんにちは。
Phyrexia_kondoです。
今回は1/4(土)にTC大阪で開催された
ガチコマオープンの結果のレポートです。
参加人数は39名。
予選4ラウンド、10名が進出。(予選1、2位はそのまま決勝。)
使用デッキはいつものこちら
それでは行ってみよ〜。
ラウンド1
《秘密売り、ティヴィット/Tivit, Seller of Secrets》1着かよ。物量差をつけられる前にさっさと寿司握るか〜?《刈り手、ベイレン/Baylen, the Haymaker》のヘイト置物が見事にティヴィットに刺さってくれることに期待。《エツィオ・アウディトーレ・ダ・フィレンツェ/Ezio Auditore da Firenze》は、、、分かんない笑。試合前、『普段はCEDHやってないんですけどよろしくお願いします!』って挨拶して頂いたんでこちらも『コニチハー!こちらこそです!』って気持ちよく返したけど、正直何するかは全然わかんない。
試合が動いたのは4ターン目にティムクラがスッとプレイしたメイン《沈黙/Silence》。ティヴィットから《精神的つまづき/Mental Misstep》。この切り方、もう一枚カウンターありますね〜。(無さそうなら仕掛けるけど)
OK。はい、カウンターされました。《波乱の悪魔/Mayhem Devil》をプレイして宝物やらなんやらに睨み利かせてターンエンド。
次ターン、ベイレンの《混沌の乗り手、ザルゾス/Zurzoth, Chaos Rider》の効果で僕の手札から《Demonic Consultation》が捨てられる。
ティヴィット側から寿司じゃねーかの一言。うん、そうだよ('ω')そのままティヴィットは《リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul's Vault》で解決策を探しに。うーん、僕目線、もう寿司が揃わないとは言え、なんだろ。《計略縛り/Trickbind》とか?ティヴィットはティヴィットをプレイしてターンエンド。こりゃにらみ合いが発生するなーと思っていた矢先、エッツィオから《欄干のスパイ/Balustrade Spy》。ずっと裏面ランドを出してるから、そりゃそうよね。。。
知ってると思うけど皆さんにコンボルート説明。はい、スパイは通ります。スパイのETB解決、ライブラリーは全て墓地に。《ナルコメーバ/Narcomoeba》が墓地で誘発。そこでティヴィトから《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond》起動で手札投げうってまで《手がかり》で引いた《攪乱のフルート/Disruptor Flute》で指定《タッサの神託者/Thassa's Oracle》。はにゃにゃ?《戦慄の復活/Dread Return》経由で墓地から出てくるからそれは関係ないんじゃ。。。?あ、墓地にタッサが落ちてない!手札か!これが絶妙に刺さる!
エツィオは次なる仕掛け。ナルコメーバを生贄に《陰謀団式療法/Cabal Therapy》を対象ティムクラでフラッシュバック。墓地で《ポクスウォーカー/Poxwalkers》が誘発。陰謀団式療法の指定は《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》。手札オープン。《激情の後見/Fierce Guardianship》。ハズレ!しかも《死の国からの脱出/Underworld Breach》も手札にあり、ほぼ勝ち確定状態。エツィオは僕の激情の後見が乗り越えられずにターンエンド。
そのままターンもらってブリーチコンボでそのまま勝利。
【振り返り】
ティヴィットがフルートをプレイしたとき、僕に『次勝ちます?』の質問。前のターンにデモコン墓地に落ちてるし、手札にはダリチュー、土地、汚れた契約、激情の後見くらいしかないから汚れた契約の捲れ次第かな〜といった感じ。運よく契約から《直観/Intuition》が捲れてもそれだとマナが足んないんだよね。。『正直引くカード次第だけど、この手札では勝ちまでいきません。』と白状。死の国は相手の陰謀団式療法で誘発した帳簿裂きが引き込んでくれた賜物。この試合は完全に棚ボタでした。
ラウンド2
《リスティックの研究/Rhystic Study》、《息詰まる徴税/Smothering Tithe》と激ヤバ置物ハンド。マリガンで戻したのは《最後の賭け/Final Fortune》。ファーストドローが《太陽の指輪/Sol Ring》という剛腕ムーヴ。青黒以外の土地も引けて、2ターン目に徴税、3ターン目リス研とつなぎ、そのままマナとハンドを稼ぎきってブリーチコンボして勝利。
【振り返り】
徴税とリス研置いたら普通は周りからボコボコにされるハズが、何故かそのまま維持できた試合。人間長く生きてると、そういう日もあるんだなあ。み○を。
ラウンド3
初手取り忘れ。7枚キープ。
《エスパーの歩哨/Esper Sentinel》、《マネドリ/Mockingbird》、《帳簿裂き/Ledger Shredder》、《否定の力/Force of Negation》、土地×3でキープ。
序盤はゆっくりムード。センチネル、帳簿裂きとプレイ。マネドリで《災厄の占い師、グラルブ/Glarb, Calamity's Augur》をコピーして盤面にアド源置いて魔法陣完成。
《ウェザーライトの英雄、ジェラード/Gerrard, Weatherlight Hero》から《騙し討ち/Sneak Attack》。臭う、臭うぞ~。
俺に任せろと言わんばかりに《刈り手、ベイレン/Baylen, the Haymaker》が置物破壊をプレイ。対象は僕の《秘儀の印鑑/Arcane Signet》と騙し討ち。騙し討ちが割れる前にジェラードが少し走り出す。《熱足ナメクジ/Thermopod》を騙し討ちで戦場に。続いてジェラード本体を《統率の灯台/Command Beacon》経由で手札から戦場に。あれ、これコンボ決まった?と思いきや、これが決まってないらしく『せめて騙し討ちが割られる前に、コンボの準備をしておきたいだけです。』みたいなニュアンス。全然良くは無い。そしてジェラードを軸に多少のやり取りがあった後、グラルブから《ボーラスの城塞/Bolas's Citadel》が飛んでくる。ヒェッ。《否定の力/Force of Negation》でこれを返す。ここでグラルブ側から追っかけのカウンターが飛んでこなかったので、グラルブをコピーしたマネドリで見ていたライブラリートップにある《死の国からの脱出/Underworld Breach》の通りが良いことを察知。死の国を知らなかったらエンド前に《直観/Intuition》プレイしてた。
次ターン、ベイレンも《俗世の教示者/Worldly Tutor》経由で《種子生まれの詩神/Seedborn Muse》をプレイ。毎ターントークン寝かせてドローモードに突入するも、僕からの《致命的なはしゃぎ回り/Deadly Rollick》でそれを阻止。
ターンもらって《意志の力/Force of Will》バックでブリーチコンボ開始。案の定、妨害は飛んでこなかったのでそのまま勝利。
【振り返り】
僕にいい感じでヘイトが向かなかった試合。ジェラードからはコンボパーツ展開、グラルブは城砦、ベイレンから種子生まれと出てきたものの、テンポ良くさばいての勝利。
ラウンド4
《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》は序盤クリーチャー出ないっしょ~ってことで《敏捷なこそ泥、ラガバン/Ragavan, Nimble Pilferer》でキープ。マナが伸びた先の《神秘的負荷/Mystic Remora》もあるから、あとは有効札を1枚でも引いていきたい。
試合が動いたのは《用心棒、ラクドス/Rakdos, the Muscle》からプレイされた《ダウスィーの虚空歩き/Dauthi Voidwalker》。僕の《死の国からの脱出/Underworld Breach》が止まっちゃう。ちょうど手札には《伝国の玉璽/Imperial Seal》があるため、次に仕掛けれるハンドでした。始祖ドラのターンエンド、ダウスィーに《洪水の大口へ/Into the Flood Maw》。最近採用した新カード。ありがとう、いい薬です。これは解決されるが、ほとんど次のターンに僕がブリーチコンボで走ってくることが察知されている状況。オラ、わくわくすっぞ!
メインフェイズに《沈黙/Silence》をプレイ。カウンターが飛んでくるが、これを《狼狽の嵐/Flusterstorm》でさばく。沈黙解決。オラ、わくわくすっぞ!《暗黒の儀式/Dark Ritual》→玉璽→死の国→《思考停止/Brain Freeze》→玉璽→ライブラリートップに《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond》→思考停止とつないで完走。
【振り返り】
ラクドスがダウスィーをプレイし、そこから逆算してコンボ完走までのルートを確認。沈黙、フラスター込みでもマナがピッタリ足りたのと、《ウェザーライトの艦長、シッセイ/Sisay, Weatherlight Captain》のマナが1マナだけしか浮いてなくて伝説もおらず。《耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures》が《エルフの指導霊/Elvish Spirit Guide》が絡まないと飛んでこないので、今が仕掛け時と判断。シッセイのハンドも4枚程度だったし、ラガバンが捻出した宝物トークンを残せていたのが良かった。
4-0で予選1位抜け!!
ひゃっほー!!
決勝戦
ティムクラ⇒青ミッドレンジ
《眷者の神童、キナン/Kinnan, Bonder Prodigy》⇒走り屋
《親指なしのクラーク/Krark, the Thumbless》&《求道の達人、サイラス・レン/Silas Renn, Seeker Adept》⇒もっと走り屋
《虚空喰らい、ズロドック/Zhulodok, Void Gorger》⇒スタックス置いてランプして続唱して祭り
そんな、ウチ、過労死するやん。。。
ティクラ、キナン、クラサイでわちゃわちゃしてるうちにズロドックに変なマウント取られるのだけは避けたいな~の所存。
初手は7枚キープ。
《伝国の玉璽/Imperial Seal》 、《マネドリ/Mockingbird》、《世慣れた見張り、デルニー/Delney, Streetwise Lookout》、《断れない提案/An Offer You Can't Refuse》、土地3枚の初手。チューター、クロック、カウンターとバランスは良い手札。さっさと《むかつき/Ad Nauseam》打てるハンドか、《タッサの神託者/Thassa's Oracle》+《Demonic Consultation》決めるハンドをキープするか迷ったものの、これを選択。玉璽を《太陽の指輪/Sol Ring》に変換して、2ターン目マネドリでキナンのマナクリに化けて3ターン目ティムナでドローしつつ1マナ構えでいくかのプラン。
ゲーム開始。よろしくお願いしゃっす!さっそく玉璽を太陽の指輪に変換。マネドリはクラサイがプレイした《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》にコピー。やったぜ、墓地にある玉璽を更にプレイして、即でティムナで引いて良いってこと?な雰囲気に。
次ターン墓地からプレイした玉璽にはクラサイから《精神的つまづき/Mental Misstep》でカウンター。1ターン目の玉璽にも反応してたんで、メンミス持ってるのは透けてたものの、これをカウンターしたってことは。。。なんか怪しいなぁ。。。キナンは順当にマナを伸ばし、次からはガチャできる構え。ここでクラサイが走り出す。僕とキナンは青1マナずつ構えてる状況。《Demonic Consultation》をプレイ、優先権離さずこれに《否定の契約/Pact of Negation》、更に優先権離さずパクトに《断れない提案/An Offer You Can't Refuse》。
え、これって2マナ作ってデモコン解決して、指定はタッサ。そのあと戦闘して秘儀術師の効果でもう1回墓地からデモコン打ってライブラリー飛ばしてタッサ着地で勝ちってことよな??とりあえずここはスルー。1回目のデモコンでタッサ持ってきたのを確認してから、2回目のデモコンをカウンターしようと思い、優先権をキナンに渡す。キナンからは《激情の後見/Fierce Guardianship》。対象は、、《断れない提案/An Offer You Can't Refuse》でいいですよね?はい、そうですね。否定の契約を解決してしまえばスタック上のデモコンは打ち消されるし、なんなら次のアップキープには5マナ払えず契約死しそうな見た目だし。断れない提案言うてますけど、断りましょう。解決。否定の契約はデモコンを打ち消すことに。クラサイは仕方なく秘儀術師の効果で墓地からデモコン、指定は《暗黒の儀式/Dark Ritual》。これを見つけて手札に加えてターンエンド。道中にタッサと《死の国からの脱出/Underworld Breach》が追放され、残りの勝ち筋は僕のデッキから《法務官の掌握/Praetor's Grasp》で死の国からの脱出を奪うくらいか。ここでクラサイは結構厳しい状態に。そう、時にキナンは危難なのだ。
そーでもしてるとズロドックから《からみつく鉄線/Tangle Wire》。
それ置くと僕とクラサイはゆっくりになるけど、キナンだけは鉄線の誘発の上からガチャしてアド取り続けるけるんだけどなあ、、。ターンもらってパーマネント4つタップ。殴ってドローして終了。キナンは誘発の上からガチャるもののこれは不発。セーフ。各々鉄線のおかげで大した動きは出来ず。ズロドックから《金属細工師/Metalworker》。このデッキのコイツは劇物なんでマストで除去です。
ティムクラは《ジェスカの意志/Jeska's Will》。対象キナンで赤マナ4つ生成。ライブラリートップは《セヴィンの再利用/Sevinne's Reclamation》、《願い爪のタリスマン/Wishclaw Talisman》、《否定の力/Force of Negation》。あんまり今欲しいものでは無い。赤マナから《顔壊しのプロ/Professional Face-Breaker》をプレイ。2WAY殴って宝物2つ生成。都合良く《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、《致命的なはしゃぎ回り/Deadly Rollick》を引き込むことができ、金属細工師とキナンを対象に除去。ここでキナンから《否定の力/Force of Negation》が飛んでくるも、次ターンで僕もほぼウィンコン整っていたので、キナンのガチャから《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》、《発展の暴君、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Progress Tyrant》、《虚空の選別者/Void Winnower》、《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》とかの劇物クリーチャーを捲られてもかなわんので念には念を。《断れない提案/An Offer You Can't Refuse》で否定の力をはじく。
宝物2つを渡しても次のターンはキナン+ガチャの動きはできないはず。キナンは《リスティックの研究/Rhystic Study》で力貯め蔵モード。クラサイは《願い爪のタリスマン/Wishclaw Talisman》、ズロドックは本体をプレイ。
ラストターン。ティムクラは《世慣れた見張り、デルニー/Delney, Streetwise Lookout》をプレイ。3WAY殴って宝物3つ×2回、3ドロー×2回で手札、マナも盤石に。ティムナ、顔壊し、デルニー。流石にこの3体が並ぶとアドバンテージがスゴい。ドローの道中《悟りの教示者/Enlightened Tutor》経由で《死の国からの脱出/Underworld Breach》に変換。《沈黙/Silence》も引けたのでプレイ。解決。キナン側からは《耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures》が飛んでこないことは確認済。そのままブリーチコンボにつなげて勝利!やったぜ!
【振り返り】
手番が良く、マナ基盤もしっかりと伸ばせた試合。ズロドックからの鉄線が想定外で、勝ちまでプラス2ターンかかった。(みんな止まってるならよかったけど、今回はキナンだけ動けるのが良くなかった)
とは言え、単に手番と手札が良かった内容でした。
さいごに
今回は優勝できましたが、まだまだ振り返ると勿体無いプレーとか見落としていた効果もあったんで、次からはミスをしないように頑張ろうと思います。
2月に開催予定の統率者神決定戦にも出てみようかと思っているので、今後とも精進あるのみです!
それではまた。
記事を読むのに時間を割いていただき、ありがとうございました。
●同日に広島でもティムクラを使ってたミジンコさんのレポはこちら
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